アルコール依存症

依存症ビジネスのマーケティングとは?断酒するなら相手の戦略を知れ!

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「日本の人口が減っていくと、消費も落ち込み収益も減少してしまう。それなら、一人当たりから得る収益を最大化しよう。お酒を売るために依存症者を生産すればいいんだ」

ビジネスのマーケティング戦略は、自社の商品やサービスを安定的に購入すしてくれる消費者を生産することです。

ファンを作り出すことであり、言い方を変えるのであれば依存症者を生産することでもあります。

特にアルコールやゲーム、情報産業や性産業にいたるまで、あらゆるビジネスは「依存症ビジネス」と呼んでもよいでしょう。

そんな依存症ビジネスから身を守るためには、自分で自分自身を守るしかありません。

依存症ビジネスから身を守るためには、相手の戦略を知っておくことが有効な方法です。

この記事では、「依存症ビジネス」の戦略を解説し、どのように依存症ビジネスから身を守るかを紹介します。

沼に引き込み依存症者を生産すれば利益が最大化する

依存症ビジネスでは、消費者を沼に引き込んで依存症者を生産すれば利益は最大化します。

人口が減って全体的な収益が減ったとしても、一人当たりの消費量を増やせば利益に繋げられるのです。

例えば、100万人の消費者に100円の商品を販売すると1億円になりますが、消費者が50万人に減少してしまえば売上は5,000万円に減少してしまいます。

しかし、消費者が50万人に減少したとしても、一人に250円の商品を販売すれば、売上は1億2,500万円です。

消費者の数が減少したところで、一人当たりの売上を伸ばせば売上は向上するということです。

効率的に一人の消費を促すためには、その一人を自社の商品に依存させてしまえば良い訳です。

会社は利益を追求するために、合法的なさまざまな方法で消費者を依存させていきます。

依存症から回復するには環境を変えよう!人間関係の断捨離のすすめ(#024)

会社は人間の幸せを追求するためにある

お酒やスイーツ、ネットゲームや病院の処方箋に至るまで、すべて合法で手に入れられます。

しかも、インターネットやネットゲームは開始するためには無料ですし、お酒やスイーツだって高額な商品を選ばなければ比較的安価に楽しめます。

つまり、これらのサービスや商品は、多くの人々の生活を便利にして楽しませてくれています。

会社は人間を幸せな気分にさせることも追求しているのです。

会社は人間の生活を豊かにして自社の収益を最大化させるために、あらゆる商品やサービスを開発します。

利益を追求する企業は、消費者を依存症者にしてしまえば、安定的に収益を得られることを意識しなくても知っています。

利益を追求することは認められている権利であり、私たちが収入を得られるのも会社が利益を最大化することが認められているからです。

それが依存症者を生み出す商売であったとしても、会社は人間の幸せを追求していることに間違いはないことは認識しておくべきでしょう。

依存症ビジネスになってしまっている業種

人間の利便性や幸せを提供している業種の中には、依存症者も生み出しているところもあります。

大事なことは、彼らの商品やサービスを廃止させようと活動するのではなく、自分自身が不必要な沼にはまらないことです。

ここからは、依存症ビジネスとしての面も持っている業種を紹介していきます。

身の回りにある商品やサービスを異なる視点で見つめてみましょう。

  • お酒を扱う業種=お酒は人間関係の潤滑油になったり、さまざまなイベントや儀式を盛り上げます。人間の文化にお酒は欠かせない商品です。しかし、お酒に依存してしまって人生のどん底を経験する方は多いです。
  • たばこを扱う業種=たばこは精神を安定させてくれる嗜好品として多くの人に愛されていました。時代によっては、たばこを吸うことがニヒルでクールなイメージだったこともあります。しかし、辞めることができないのに健康に害を及ぼすという点では、依存症ビジネスと言えるでしょう。
  • ギャンブル業界=ギャンブルは勝利すれば大金を得ることができますし、ギャンブル中の興奮は何ものにも代えがたいほどの快楽をもたらします。しかし、ギャンブルである以上、経済的な問題も絡んできます。ギャンブルの興奮のために経済的な破綻までしてしまう方もいます。
  • インターネット業界=無料で世界中の情報を素早く手に入れられるサービスがインターネットです。今ではスマホの普及に伴い、一度に膨大な人がインターネットにアクセスしてます。「歩きスマホ」で事故を起こして、大きな怪我をしてしまった方は多く報告されています。
  • ゲーム業界=家庭用のゲームに限らず、ネットゲームは無料で手軽に楽しめます。友達と楽しむこともできますし、ネット上のコミュニケーションの手段にもなります。しかし、ネット上での課金制度があり、自身の収入以上の課金をしてしまい、経済的な破綻をしてしまう方もいます。
  • 金融業界=金融業界はインターネットの普及によって、個人的な投資も可能になった業界です。目の前で莫大なお金が動くため、FXやレバレッジ取引、不動産屋株式投資などで多額の借金を抱えてしまう方もいます。
  • 性風俗業界=風俗業界はグレーな領域ではありますが、性的な興奮を提供して人間の本能的な欲求を満たしています。しかし、ポルノへの課金や風俗店への支払いによって、経済的な破綻に追いやられる方も多いです。

依存症ビジネスは人間の本質を見抜いている

男性の画像

依存症ビジネスを担っている人々は、人間の本質を見抜いて商売をしています。

人間は自分を承認してもらいたいものですし、他の人から称賛を得たいものです。

それらすべては、自分自身が「気持ちの良い」状態になりたいことから来ます。

そんな人間の本質を依存症ビジネスを担う人は熟知していて、マーケティングにも取り入れています。

人間は社会的な生き物であり、他者からの視線を意識します。

人よりもオシャレな服を着ることを求めますし、人よりも良い腕時計をしたがります。

高級ブランドの戦略はここにあります。

人間は豊かな生活をしたいものですが、「楽」をして生きたいものでもあります。

そこでギャンブルに手を出します。

ギャンブルは射幸性があり、興奮させてくれますし、勝てば楽してお金が手に入り生活が豊かになります。

また、人間は「楽しく」過ごしたい性も持っています。

お酒はその場を楽しくしてくれますし、酔っ払えば気持ちの良い気分にしてくれます。

お酒や薬物に依存するのはこういったカラクリがあるからです。

そして、あなたの欲求に依存症ビジネスは照準を定めているのです。

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日本はどこに行っても大量で安価なお酒が手に入る

日本は山奥にでも行かない限り、お酒はどこでも手に入ります。

しかも、お酒の種類によっては、飲料水よりも安価で大量に購入できます。

コンビニエンスストアは24時間オープンしているため、何時でも購入可能です。

海外では、アルコール類の提供時間を法律によって規定している国もあります。

しかし、日本では朝まで飲酒できる居酒屋は大量にありますし、24時間居酒屋さえあります。

その気になれば、いつでもどこでも、何時までもお酒を楽しむことができるのです。

個人の体力的な問題を考えなければ、一年中飲んでいられる環境です。

そういった自由な環境が与えられているのは、依存症の問題を社会的な問題として捉えていない日本文化の土壌があるからでもあります。

海外に比べて、日本国内でアルコール依存症が問題にならないのは、依存症の問題を完全に個人の問題として捉えている文化があるからです。

誘惑から自分自身を守るために何ができるのか?

ローマ兵が崖に立っている

この記事は依存症ビジネスの方法を解説してきましたが、筆者が決してこういった会社を糾弾している訳ではないことをご理解ください。

大事なのは、こういった社会に生きる私たちが、人生の質を落とすことなくどのように生き抜くかを問題にすることです。

世の中には、膨大な数の商品やサービスがあり、それら全てが個人を依存させます。

それでは、多様で多数の誘惑から自分自身を守るためには何ができるのか考えていきましょう。

具体的には、以下の様な解決策を挙げられます。

  • エクササイズ
  • 瞑想
  • お金を学ぶ
  • 自分自身の欲望を意識する
  • 共通の問題を持っている仲間に相談する

もちろん、ここで挙げた解決策以外にも種々様々な方法はあります。

もしも、良い解決策を知っている方はコメント下さい。

エクササイズ

エクササイズは、あらゆる欲求から身を守るために有効な手段です。

筋トレでもランニングでも、身体を動かくすことに集中している間は、他の欲求に心が惹かれないものです。

また、エクササイズは、体調を整えてくれるだけではなく、日々のルーティーンも作ってくれます。

依存症者の方にとって規則正しい生活を送ることは、飲酒やギャンブルなど多くの欲求から守ってくれる鎧のようなものだと考えても良いでしょう。

【成功者多数】お酒の飲み過ぎによるうつ病の症状には筋トレが最高の解決策(#021)

瞑想

瞑想は、世界のトップクラスで活躍するアスリートや経営者、音楽を担うアーティストにいたるまで用いられている精神統一方法です。

一日に数分でも精神を落ち着かせるために瞑想を取り入れるのは、ルーティーンとすることをおすすめします。

瞑想の方法は、YouTubeやネット情報でも溢れています。

エクササイズとしてヨガを取り入れる方は、ヨガをしながら瞑想するのもよいでしょう。

お金を学ぶ

依存症者が沼にハマってしまって人生を破綻させる理由は、お金の浪費です。

お金がどのような流れになって、自分の元から去っていくのか学習しておけば、お金を依存症ビジネスから守れます。

お金の勉強をすることは、お金を守る事だけではなく増やすことや有効に利用する事も覚えられます。

依存症者でお金の問題に苦しんでいる人は、お金の勉強をしましょう。

お金の勉強は、インターネットや無料動画配信でできます。

また、書店で本を購入するのも良いでしょう。

怪しいセミナーや高額な会費を支払わなければいけない会合に参加することは避けましょう。

お金について学んでいけば、怪しい詐欺にも引っかからなくなります。

セミナーの良し悪しを見抜くことも出来るようになるのです。

アルコール依存症によって起こる社会・経済的な問題【成れの果て】(#008)

自分自身の欲望を意識する

依存症ビジネスから自分の身を守るためには、自分自身がどのような欲望を持っているかを意識することも大事です。

自分はお酒を飲むことでどのような欲求が芽生えるのか?

性的な交渉なのか?

ギャンブルの欲求なのか?

自分自身を知れば、その欲求を避けることができます。

自分の欲求を調査する際には、メモ帳に色々と思いつく欲求を書き出して見ることも大事です。

また、インターネットのリスティング広告にどのような商品やサービスが紹介されているのかも注意してみましょう。

インターネットを媒介にしたサービスには、個人に適した広告がつくようになっています。

意識することなくインターネット検索しているキーワードに自分の欲求が隠れているかもしれません。

また、インターネットの広告は個人の欲求を満たすように出来ていますので、クリックしないように気を付けましょう。

【破産注意】お酒とギャンブルの危険な関係?飲むと打つが止まらない(#016)

共通の問題を持っている仲間に相談する

依存症ビジネスの欲求から身を守るためには、共通の問題を持っている仲間に相談することも解決策の一つです。

あらゆる依存症で悩んでいる方は、自助会やリハビリ施設などに集まる仲間を頼るのもよいでしょう。

しかし、同じ問題を抱えている仲間同士で一緒に沼に引きずり込み合ってしまわないようにも気を付けましょう。

自助会に参加する人の中には、仲良くなった人同士で行動する事が多くなりいつの間にか一緒に再発してしまう方もいます。

共通の問題を一緒に乗り越えられるという点で強大な力のある自助会への参加ですが、危険もあるため慎重に選ぶべきです。

【危険】アルコール依存症者は孤立する!決して一人ではない(#004)

病院やリハビリ施設は依存症ビジネスなのか?

依存症で苦しんでいる方々の受け口として成立している病院やリハビリ施設は、依存症ビジネスなのかどうかも問いとして成立します。

依存症者が病院やリハビリ施設に入ることによって、収益が上がる以上は依存症ビジネスと考えても良いでしょう。

しかし、これらの施設は依存症からの回復を目指す施設なのであり、多くの依存症者の回復させ守ってきたことも確かです。

筆者自身も病院にはお世話になった人間の一人です。

処方薬に依存してしまう人も見ていますが、患者で回復をし続けている方もいる以上は病院もリハビリ施設も有効な施設だと言えるでしょう。

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まとめ

世の中にある会社は、詐欺でもない限り人間の生活を豊かにするため、人間を幸せにするために商品やサービスを開発して販売しています。

しかし、それらの会社が意図することなく依存症者を作り出してしまっていることもあります。

依存症になってしまった人は自らその依存物に対抗するしか方法はありません。

欲求から身を守るための方法としては、「エクササイズ」「瞑想」「お金を学ぶ」「自分自身の欲望を意識する」「共通の問題を持っている仲間に相談する」などの方法があります。

もちろん、他にも多くの方法がありますが、具体的に身体を動かすことを意識しましょう。

依存症から身を守れるのは自分自身だけであり、自分自身の欲求を知っているのも自分だけです。

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