アルコール依存症

断酒による好転反応とは?人生好転の前の関門を乗り越える方法

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断酒を始めた人は、必ずと言ってよいほど肉体的にも精神的にも異変を経験することになります。

これまでに習慣的に飲酒していた方が断酒生活に入ると、「通常」の生活ではなくなるためにその反応として異変を感じるのです。

しかしながら、これらの苦痛にも似た症状は今後の人生好転へのサインでもあります。

つまり、「好転反応」です。

この記事では、実際に断酒生活を始めることで起こる「好転反応」を具体的に紹介していきます。

また、それらの好転反応の症状にどのような対処をすればよいかも解説していきます。

断酒の好転反応がきつい方はこの記事を参考にしてください。

断酒による好転反応えよくある症状

まずは好転反応で多くの方に起こりうるであろう症状を紹介していきましょう。主な症状として現れるのは以下の様な症状です

  • うつ症状
  • 睡眠障害
  • 飲酒欲求
  • 集中力が続かない
  • イライラや不安感

断酒による好転反応の主な症状を詳しく解説していきましょう。

もちろん、断酒による好転反応はこれら以外にも多くあります。

断酒後に不調を感じたら好転反応かもしれないと疑ってみましょう。

好転反応前の症状が苦しくても、今この一瞬を我慢して内容を読み進めてみて下さい。

うつ症状

「何をする気も起きない」、「何となく気分が晴れない」などの症状は断酒を始めると起こるうつ症状です。

このうつ症状は好転反応の一つです。

断酒を始めれば多くの人に起こることで、このうつ症状も断酒歴が長くなればやがて解消していきます。

まずは、うつ症状を感じても焦ることなく冷静に対処しましょう。

このうつ症状を乗り越えれば、気分が晴れやかになってポジティブに物事を考えられるようになります。

ポジティブなマインドになることで、人生は好転していくのです。

睡眠障害

断酒の好転反応として、睡眠障害になる方は多くいます。

夜は眠ることが出来ないのに、仕事中など起きていなければいけない時に睡魔が襲ってくるなどもよくあります。

医師から処方された睡眠導入剤などの効果も無く、夜に寝ることが出来ないのです。

睡眠障害は非常に苦しいものです。

睡眠障害も断酒の好転反応一つです。

睡眠に障害があっても、断酒を継続することによってきちんと良質な睡眠を習慣的にとることが出来るようになります。

飲酒欲求

飲酒欲求は断酒後に避けて通ることが出来ません。

断酒後の飲酒欲求も好転反応の一つと言っても良いかもしれません。

習慣的にお酒を飲んでいる人は、仕事が終わった後や休みの前日などに無性にお酒を飲みたくなるものです。

また、少しでもお酒が目に合いるとどうしても手が伸びてしまうこともあります。

コンビニやスーパーのお酒コーナーやテレビCMなどでお酒を見るだけでも無性にお酒を飲みたくなってしまいます。

断酒後に飲酒欲求が湧くのは至極当然の事です。

その飲酒欲求があることで、アルコール依存症になるわけではないので安心してください。

集中力が続かない

断酒後の数週間から数か月間は、何をしても集中力が続かないという事があります。

この集中力が続かないという症状も断酒後の好転反応一つと言ってよいでしょう。

アルコールが入っていない状態だと流ちょうに話すことが出来ない人や、これまで大好きだった趣味に対して興味が持てなくなるという事は良くあることです。

特に本が好きだった人が本を読めなくなる、などの症状を訴える人は多くいます。

これによって、自分自身の頭が悪くなったという事ではありません。

断酒を続けていけば、過去に出来ていたことはきちんと出来るようになります。

イライラや不安感

イライラや不安感は断酒後によく起こる感情です。

お酒を習慣的に飲んでいる人は、お酒を飲むこと自体が日々のストレスやフラストレーションを癒す場所だったはずです。

お酒を飲めば感情的にもなり、多くの事を忘れられることが出来たはずです。

しかし、断酒をすればそのストレス解消の場がなくなります。

そういったストレスもお酒無しで解消しなければいけないのです。

断酒を始めてからイライラや不安感があるのは、これまでの習慣から脱皮する期間に起こる好転反応です。

断酒をしていれば、無用なイライラや言葉に出来ないような不安感は消えていきます。

断酒による好転反応のきつい症状への対応方法

サクセスと書いたプラカード

断酒による好転反応は非常にきつくなることもあります。

あまりにもきつくなると、再飲酒にもつながってしまいます。

再飲酒をしてしまえば、すべてがリセットされてしまいます。

それでは、断酒後のきつい好転反応の症状にはどのように対処すればよいのでしょうか。

ここからは、各好転反応の症状への対処方法を解説していきましょう。

うつ症状への対処方法

うつ症状への対処方法は、何らかの動きを起こすことが対処方法になります。

うつ症状の時には何もやることが出来ないということも多いかもしれません。

ソファや布団の中から出ることが出来ずに、寝るわけでもなく起きるわけでもないという状態で数時間も過ごすことがあります。

しかし、ここでは3秒数えて身体を起こして外に出るようにしましょう。

外を少し散歩するだけでもうつ病にはかなり効果があります。

布団から出ることが出来ないのであれば、何らかの強制性を作ればよいのです。

例えば、朝起きたらコーヒーを作って飲むという習慣を作る。

朝起きたらすぐにラジオ体操をしてみるなどです。

コンビニやカフェにモーニングコーヒーを飲みに行くという事だけでもかなりうつ症状には効果があります。

うつ症状には、何らかの形で身体を動かすことが大事です。

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睡眠障害への対処方法

睡眠障害への対処方法は、無理して寝ようとしないという事です。

睡眠障害への対処方法として、何とか寝ようという対処をとろうという事がありますが、実は逆効果になってしまうこともあります。

夜に寝れない場合は、目をつむって横になっているだけでも疲れは取れます。

焦ることなく横になっていましょう。

睡眠障害は苦しいものですが、睡眠不足で死に至るという事はこれまでにいいたことはありません。

断酒の後の好転反応であるとして、ゆっくりと習慣的な睡眠が出来るようになるまで待ちましょう。

飲酒欲求への対処方法

飲酒欲求への対処方法は数点あります。

まずは、お酒が出るようなところや、購入することが出来るような場所は避けるようにしましょう。

そして、お酒を飲むのが嫌になるような状況を作り出すのも一つの方法です。

例えば、甘いものを食べるという事も一つの方法です。

チョコレートパフェを食べながら日本酒を飲むという事をイメージできますか?

お酒に合わない食べ物を食べることで、お酒を避けるようにしましょう。

また、お腹がいっぱいになっていれば、お酒が入る隙間が無いので飲みたいと思わないのも事実です。

飲酒欲求を避けるためには、口に入れる物、食べ物や食べるタイミングと量をコントロールして対処しましょう。

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集中力が続かないことへの対処方法

集中力が続かないことへの対処方法は、自身が集中できるものを探すことです。

断酒後に集中力が続かないという方の多くは、過去の趣味や仕事などに対する集中力が続かないことを気にします。

しかしながら、「断酒をするためにはどうすればよいのか?」といった事が書かれている本や、記事を読むことには集中できているのではないでしょうか?

もしも、この記事をここまで読んでくれていた方は、少なくても3,000文字程度は読み進めていることになります。

いかがでしょうか?

ここまで読むことはできましたか?

ある一定の部分に対して集中力が無くなったとしても、それは断酒後に自身の興味関心の向いている方向が異なっているのです。

断酒の初期は全ての事柄に集中力を向ける事が出来ないにしても、時期が経てばきちんと趣味や仕事に打ち込むことが出来るようになります。

しかも、脳はアルコールの無い状態のため、お酒を飲んでいる時よりもさらに集中力は上がります。

集中力が続かないことへの対処方法は、今現在の状況で集中できる、あるいは興味が向いていることに対して集中力を傾けてみる事です。

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イライラや不安感への対処方法

断酒後の好転反応であるイライラや不安感への対処方法はうつ症状と同じように、身体を動かすということです。

イライラや不安感を感じた時に、感情の問題を感情で乗り越えようという方がいます。

しかしながら、イライラや不安感などの強い感情は感情で押し込めることは難しいのが現実です。

感情を乗り越えるためには、身体を動かすことで思考の方向を変えてあげればよいのです。

人が考えているほど、感情のコントロールは難しいものではありません。

考えるのではなく、身体を動かすのです。

身体を動かすと、感情が変化することを実感できるはずです。

運動をすることは、何も激しい運動だけではありません。

「散歩をしてみる」、「少しジョギングしてみる」、「サイクリングしてみる」なんでも良いのです。

部屋の中にいても、ラジオ体操やヨガ、自重で行う筋トレなどもあります。

イライラや不安感などの感情の問題は、身体を動かすことによって対処するようにしましょう。

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断酒による好転反応を乗り越えれば多くのメリットがある

断酒による好転反応を乗り越えれば、多くのメリットを受け取ることが出来るようになります。

「仕事に集中することが出来る」、「人間関係が良好になる」、「お金が貯まる」などなど。

そもそも、自身が断酒を始めた時の目標は何ですか?

その目標も断酒を行う事で達成することも可能です。

最後に、一番大事なことを記述しておきましょう。

断酒後のきつい好転反応の時に最もやってはいけないことです。

それは、お酒を飲んでしまうという事です。

お酒を飲んでしまえば、せっかく我慢してきた好転反応も無駄になってしまいます。

断酒を続けていけば、必ず人生は好転していきます。

この記事を参考にして、断酒の好転反応期間を乗り切りましょう。

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