アルコール依存症

アルコール依存症で入院した3ヶ月間の全日程と注意点の紹介【体験談】

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どうしても、お酒が辞められない…。

もう、病院に入院するしか方法が無いかも。

でもアルコール依存症の病院に入院するのってちょっと怖い。

そんな、思いをされている方はいませんか?

アルコール依存症は個人の意思では治すことが出来ないといわれているほどやっかいな病気です。

アルコール依存症で病院に入院するとどのような生活になるのでしょうか?

今回は筆者の実体験を元に3ヶ月の入院生活の大まかな流れを紹介していきます。

入院するとどのような生活になるのか知りたい方はぜひ参考にしてください。

目次

アルコール依存症者の入院期間は基本的に3ヶ月間(90日間)

アルコール依存症で入院するとその期間は基本的に3ヶ月になります。

これだけの期間が無ければ回復は難しいとされているのです。

入院する前には、入院をする本人と家族の方が同伴して医師やカウンセラーとの面談が行われます。

この時に、アルコール依存症の症状やこれまでの経験を医師やカウンセラーに伝えます。

医師やカウンセラー、あるいは看護師が担当として患者について3ヶ月の入院生活が始まります。

アルコール依存症の治療には、3ヶ月の長い期間が必要とされるのです。

まずは、入院期間の3ヶ月の流れをおおまかに紹介します。

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最初の2週間は基本的に軟禁状態

入院してから最初の2週間は基本的に病院の外から出ることは許されていません。

病院内か、敷地内で2週間を過ごさなければいけません。

そのため、かなりの暇な時間を過ごすことになります。

ただし、この2週間の間に入院中の生活のルーティンや、他の入院仲間とのコミュニケーションを取ることも可能です。

土日や祝日を除いて、平日は午前と午後にアルコール依存症や回復の道のりを学ぶプログラムに参加します。

朝の朝礼から、夕食まで規則正しい生活をすることになるので、それまでの不規則な生活を正す時期でもあります。

あまりにも暇な時間が出来てしまうため、時間を潰すための準備もある程度必要でしょう。

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入院してから2週間が経過すると病院の外に出られるようになる

入院生活も2週間が経過すると外に出られるようになります。

しかしながら、病院の外はコンビニエンスストアや居酒屋などお酒を飲もうと思えば飲める環境にあります。

そのため、外に出るにしても自助会への参加をする場合に限られてしまいます。

また、最初は個人での活動は許されておらず、複数以上の入院患者たちで一緒に行動することになります。

これまでの行動を正し、少しずつ病院外の通常の社会に慣れていくようにします。

もちろん、この段階でお酒を飲んでしまう方は多くいます。

しかし、そういった場合でもまた病院内に軟禁状態からやり直すことになります。

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2ヶ月が経つと外泊の許可も得られる

入院生活もさらに2ヶ月が経過すると、外泊も許可されます。

何度か家に泊まることで通常の生活リズムに戻すことに慣れるようにするのです。

ただし、この時も自身がどのような行動をしたか、どのような食事をしたのかはメモしておかなければいけません。

きちんと自分自身を管理するためにも、医師やカウンセラーに伝えられるようにします。

この段階になると、断酒をする生活にも慣れてきます。

ここで、何事もなく生活が出来て3ヶ月が経過すれば、主治医と相談をしてから退院することが可能になります。

アルコール依存症で入院するのは断酒の最初のステップ

代替案を出す女性

アルコール依存症からの回復は病院を退院してからが本番です。

病院での生活は、身体からアルコールを抜くことと日常生活でどのようにお酒を避けながら生活をしていくかを学ぶところです。

アルコール依存症になってしまう原因は個人で全く異なります。

入院生活では自分自身に向き合って、自分の弱点を見つけることが大切です。

自分の弱点がわかれば、何らかの対策をすることが出来るのです。

アルコール依存症で入院するとどのような生活が待っているのでしょうか?

アルコール依存症の病院は基本的には精神病棟となるため、一般的にはグレーな場所であるというイメージが多くあります。

アルコールに限らず依存症は適切な治療を行わなければいけません。

依存症の治療に入院をすることを考えている方のために、実際に入院をするとどのような生活が待っているのか経験を元に解説しています。

もちろん、これは筆者が経験した病院であり、細かい部分は病院によって異なります。

朝一のラジオ体操を横目に主治医とのカウンセリング時間を待つ

アルコール依存症で入院する1日目は基本的に、朝一番で手続きをします。

そのため、入院する本人と家族などの同伴者と共に、午前中に病院に入ります。

病院に到着すると、主治医との面談です。

主治医との面談までに少々の時間待機します。

その時間は既に入院している患者の方々が集まってきてラジオ体操を始めます。

そのため、少し恥ずかしい気分になってしまいます。

主治医との面談でこれまでの飲酒経験を聞かれる

ラジオ体操が終わると、主治医の方も朝礼が終わり診察室に通されることになります。

面談は医師とカウンセラー、あるいは看護師と本人と本人の家族となります。

医師に効かれることはこれまでの飲酒歴や、お酒によって行ってしまった失敗などです。

また、社会生活を送るうえで障害になっている精神的な悩みも質問されます。

ここでは、得に言いたくないことを無理して伝えることはありません。

自分の事を正直に語ることも重要ですが、基本的には入院中にお世話になる主治医とのコミュニケーションの場だと考えてよいでしょう。

主治医からはアルコール依存症によって死亡してしまった症例や、依存症の方の傾向などの例を具体的に提示されます。

また、入院中に処方される薬の説明もしてくれます。

自分のベッドに案内されて生活全体を説明される

主治医との面談が終わると、看護師に自分のベッドに案内されます。

入院したばかりの患者は基本的にナースセンターのすぐ近くの部屋で生活することになります。

入院する部屋は4人部屋になっていて、パーテーションやカーテンで仕切られています。

そのため、患者たちの生活音は全て聞こえます。

自分の生活空間に用意されているのは、「ベッド」と丸椅子と「机」になっています。

机には棚も置いてあるため、パソコンや本、DVDなども収納できます。

また、貴重品をしまえる場所もありますので、財布なども盗まれる心配はありません。

ちなみに、私は被害に合っていませんが、入院中の患者間で盗みの被害が起こることは少なからずあるようです。

ベッドに案内されると、入院中の注意事項やお風呂の時間や規則などについて説明を受けます。

ここで、全てを理解出来なくても入院生活中は院内に多くのスタッフが常駐しているため、分らないことがあればすぐに質問することが出来ます。

看護師からの質問はどのようなものなのか?

アルコール依存症の治療を行う病院では、想像もしないような質問もされます。

例えば、看護師からの質問では「あなたの名前は何ですか?」、「今あなたがいる場所はなんという病院ですか?」、「今は何時ですか?」などの質問をされます。

最初は馬鹿にされているのかと思いますが、これは全ての患者に行っています。

病院に入院してくる患者の中には、前日に浴びるようにお酒を飲んでくるような方もいます。

まずは、理性がはっきりしているかどうかを知るための質問になるのでしょう。

イラっとせずに、きちんと答えましょう。

入院中に毎日行わなければいけないこと

入院中には毎日絶対に行わなければいけないことがあります。

それは、入院中に病院内で行われるプログラムに出席しているかどうかをチェックしてもらう事です。

基本的に、病院内でのプログラムは平日の午前と午後に1回ずつで計2回行われます。

これらのプログラムは積極的に参加しなければいけません。

もちろん、強制されるものではありませんが、入院中は他にやることも無いので出席した方が良いです。

プログラムには、お酒無しの社会生活を送る上で大切なことも学べる機会になります。

また、入院中は毎日、体重の測定と血圧検査も行います。

これらの数値は毎日渡されたチェック表に記入していくことになります。

食事はきちんと3食とる

入院中は決められた時間にきちんと朝昼晩と3回の食事の時間があります。

お酒を飲んでいる時に朝食を抜かしていた方や、飲酒中はつまみ以外の食事を摂らなかった方もきちんと食べなければいけません。

この食事の時には看護師がきちんとついているため、何か問題があってもすぐに看護師が駆け付けてくれます。

特に、高齢者の方は食べ物をのどに詰まらせてしまう事もありますが、看護師がいるので安心です。

また、薬を処方されている方は、食後にきちんと処方された薬を飲まなければいけません。

久しく規則正しい食事をしていあなかった方も多いでしょうが、食事もアルコール依存症の治療の一環です。

きちんと食事をしましょう。

お風呂に入るときにはルールを守らなければいけない

入院中でもお風呂には入りたいです。

病院ではきちんとお風呂に入ることも可能です。

お風呂は一般的な宿と同じようなものだと考えても良いでしょう。

きちんと毎日スタッフによって清掃がされています。

ただし、お風呂に入れるのは最高で3名までと決められており、ナースセンターに入浴前と入浴後に申請を行わなければいけません。

また、お風呂にはいくつかの規制があります。

時間によっては湯船に湯を張ることを禁じられますし、入浴自体を禁じられることもあります。

風呂内には鏡も設置されていますが、患者がこの鏡を洗う事は許されていません。

鏡は必ず病院のスタッフが洗うようになっています。

鏡は強化ガラスで割れにくいようになっていますが、割れてしまえば刃物にもなり得ます。

そのため、自傷をしていまう患者もいるので注意があるのです。

また、肌に入れ墨やタトゥーが入っている方は個人用の浴室に案内されることになります。

夜は緊張と不安や物音で眠ることが出来ない

入院1日目の夜はほとんど寝ることが出来ないのが現実です。

慣れない入院生活が始まって、気分が興奮していますし、お酒無しでは眠れないという方が多くいるためです。

また、入院生活では住み慣れていない環境で、知らない他人との共同生活となります。

パーテーションやカーテンで仕切られていますが、他人の生活音はかなり気になります。

大騒ぎをすることが無ければ入院中も、消灯後に院内を自由に動くことが可能です。

患者の中には足音を響かして歩いている方もいます。

また、同室の方のイビキが気になって眠ることが出来ません。

お酒の切れめで離脱症状や禁断症状に苦しむ方もいるでしょう。

1日目の夜に眠れなかったという方は多くいます。

ラジオ体操後の朝礼で自己紹介

1日目の夜を過ごすと、朝はラジオ体操から始まります。

私個人はこのラジオ体操をすることが少し恥ずかしくて最初はなかなか前向きに出来ません。

しかし、入院している患者さんたちにとっては、毎日のルーティンになっているため、特に気にする必要はありません。

ちなみに、アルコール病棟には毎日のように、退院する方もいますし入院してくる方もいます。

昨日自分が座っていた、待合スペースでは困惑した表情の新しい患者さんが待っていることもあります。

ラジオ体操が終わると、朝礼が始まります。

朝礼では血圧や体温などを計る他、その日のプログラムが何時に始まるのかアナウンスされます。

アナウンスが終わると、新しく入院してきた人の自己紹介になります。

自分の名前などを紹介して、朝礼は終わります。

また、退院する方もこの時に、挨拶を行います。

3ヶ月後には自分も退院の挨拶をすることになるのです。

朝礼が終わると、病院の生活がまた始まります。

アルコール依存症で入院するとどのような生活になるのでしょうか?

特に、入院生活で大変なのはどの時期になるのでしょうか?

アルコール依存症で、治療のために入院すると最初の2週間は基本的に病院内から外に出てはいけない生活を送ることになります。

そして、この2週間は非常に辛い生活になります。

つらい生活になるのは様々な理由があります。

入院を決めている方は、心構えとして知っておくことも大事でしょう。

また、入院するかどうか迷っている人にも入院生活がどのようなものか、事前に知っておくことが出来ます。

最初の2週間はアルコール病棟から出てはいけない

病院にもよりますが、アルコール依存症の治療で入院すると、最後に飲んだ日がいつであろうとも2週間は病院の外には出てはいけない規則を守らなければいけません。

病院の敷地内から外出することが禁じられているため、自分で出来ることは限られてしまいます。

喫煙は別の場所に設けられているため、喫煙は暇つぶしになります。

しかしながら、タバコを吸い終わってしまうと外に買いに行く事は出来ません。

そのため、入院している他の患者さんにお願いするか、院内の購買でお願いするしかありません。

現在ではアルコール病棟でも、完全に閉鎖されているわけではありません。

物理的にはいつでも外に出ることが可能です。

コンビニエンスストアに入れば、お酒も売っています。

入院中に誘惑に負けてお酒を飲んでしまうと、「がっちゃん部屋」と呼ばれる隔離部屋に入れられてしまいます。

また、最悪だと強制的に退院させられてしまいます。

最初の2週間はきちんと病院の規則に従うようにしましょう。

お酒を飲んでいないと暇な時間が永遠に続く

お酒を習慣的に飲んでいた人にとっては、生活の大部分の時間はお酒を飲むことにつぎ込まれていたはずです。

そんな中、突然お酒を辞めることになると、かなり1日が長く感じられます。

これは、多くの習慣的な酒飲みの方が経験することです。

1日は24時間ですが、起きている時間は仕事もしないために永遠の様に感じます。

暇な時間は昼寝に充てようとしても、寝飽きるほど眠ることが出来るのです。

睡眠をとることすら出来なくなってしまうのです。

何かしら時間を潰すことを考えておかなければかなり暇な2週間となります。

この2週間だけは、乗り切りましょう。

本を読むにも、映画を観るにも集中できない

お酒を辞めたばかりの人は、アルコールが入っていないと何をするにも集中することが出来ません。

先ほど、暇をつぶす何かを用意した方が良いと提案しましたが、実はお酒を辞めたばかりの方にとっては難しい問題でもあります。

病院内で生活する間は、本を持って行ったり、DVDなどを持って行ったりすることえ暇をつぶそうと考えます。

しかしながら、本を読むに集中をすることが出来ずに、面白くありません。

DVDでさえも、集中することが出来ずに面白いものではなくなってしまうのです。

お酒を辞めるという事は、根本的にこれまでの生活習慣を変える事でもあるのです。

平日の生活は午前中にプログラムがあり、午後にもプログラムが用意されています。

そのプログラム以外にも、医師との面談や食事の時間などもあり、夕食後は過去にアルコール依存症に苦しんでいた方々がメッセージを届けてくれるため、ある程度忙しく過ごすことになります。

何事にも集中できない以上は、アルコール依存症からの回復の方法を学ぶことに時間を使いましょう。

慣れない環境で緊張感が高く夜も眠れない

入院して最初の頃は、慣れない生活環境で非常に緊張状態にあります。

そのため、夜になると眠れなくなることが多くあります。

しかも、暇な時間が多くあると昼寝をしてしまう時間も多くなります。

昼間に寝すぎてしまっているので、夜に寝ることも出来なくなってしまうのです。

病院の夜は、「トイレなどに行くため廊下を歩く方の足音」、「同部屋の方のイビキや生活音」などが気になってしまって眠ることが出来ません。

夜の時間は、人と話すことも出来ないためあらゆるネガティブな記憶が蘇ることがあります。

そうなってしまうと、かなりつらい夜を過ごすことになってしまいます。

ちなみに、アルコール依存症の病棟は、基本的には閉鎖されていませんが、夜間だけは内側から外に出ることが出来なくなります。

処方される薬はきちんと飲もう

入院中は食事の管理や処方される薬の管理もされています。

専門の医師が処方したものですから、きちんと飲まなければいけません。

最初の2週間は身体からアルコールをなくすための解毒期間です。

この期間に、きちんと薬を飲めば肉体的にはすぐに回復していきます。

夕食時には睡眠導入剤や睡眠薬も処方してもらえますので、睡眠に問題がある人にとっては助かります。

入院をするまえに心構えと暇つぶしの道具を用意しよう

ギターを持って座っている女性

アルコール依存症の病院に入院すると、最初の2週間は外に出ることが出来ません。

お酒も飲んでいないため、暇な時間がかなり長くなります。

そのため、病院内でも暇つぶしできるようなものを入院する前に用意しておくことが大事です。

入院当初は緊張感や慣れない環境で生活するため、睡眠をとることも難しくなります。

また、お酒を止めたことによる離脱症状や禁断症状も現れます。

病院内にいるので、近くに医師や看護師がいれば相談をしてみましょう。

毎日朝昼晩の食事が出ますので、規則正しい生活習慣に戻すことも可能です。

この2週間で体内からの解毒を行う事が出来ます。

そのため、肉体的な調子はかなり改善されます。

入院中の最初の2週間はお酒を辞めるための、最初の登竜門だと考えてよいでしょう。

アルコール依存症で入院してから2週間が経過すると、病院の敷地内から外出することが可能になります。

とはいえ、ある程度の条件もありますし、気を付けなければいけないこともあります。

この記事では、入院してから2週間後の生活習慣がどのように変化するのか?

また、外出する時には気を付けなければいけないことを紹介します。

アルコール依存症での入院生活に興味がある人はぜひ選考にしてください。

入院2週間が経過すると外出をする許可が出る

入院2週間が経過すると外出の許可が出て、病院の敷地内から外に出ることが可能になります。

アルコール依存症で入院して2週間の病院敷地内での生活が終わると、医師やカウンセラーとの面談があります。

この2週間の病院生活で問題が無ければ、医師からの外出許可が出ます。

隔離期間である2週間の間にお酒を飲んでしまったなどの問題があった場合は、医師からの許可が出ないこともあります。

医師の判断は絶対になるので、外出許可が出なければさらに隔離期間は継続することになってしまいます。

ただし、そんなに心配をすることはありません。

隔離期間中に普通の生活をしていれば、問題なく外出許可は出ることになります。

私が入院していた中では、余程のことが無い限りは許可は出ていました。

外出時間は限られていて申請も必要となる

病院からの外出許可が出たとしても、外出時間は限られています。

また、外出時には外出する理由と時間をナースステーションに申請しなければいけません。

特に外出許可が出た最初の頃は、外出の目的や場所を申請することは非常に大事になります。

目的や場合によっては、病院の看護師やスタッフによって、外出の許可申請を受理してもらえない場合もあります。

外出するためには自助会に参加するのは必須

外出許可が出てから、最初の方は外出するにしても目的がありません。

まずは、自助会に行くことを医師からも看護師からもすすめられます。

自助会への参加をするためには、病院から移動する必要があります。

自助会が開かれている場所によっては、電車を乗り継いで繁華街などを抜けていくこともあります。

日本国内には数多くの居酒屋やバーなどのお酒を提供している店が軒を連ねています。

居酒屋に限らず、コンビニやスーパーマーケットでもお酒を買う事は可能です。

日本の自助会は19時から始まることが多いです。

一般的な人が仕事を終えて飲み始める時間です。

自助会に参加することは、退院した後でも誘惑に負けないようにすることと自助会に参加することを促すためでもあります。

入院中は入院仲間と共に出かけるのがおすすめ

外出許可が出ても基本的に一人で行動することは避けましょう。

入院中に外出する時には、入院仲間と行動することがおすすめです。

自助会に行くなどはあなただけではなく他の入院している方も同様です。

そのため、自助会に参加することも、お酒を辞めるという目的も共有しています。

病院から自助会に行く場合は、目的地もある程度限定されているため入院仲間と一緒に行動をすることが出来ます。

一人で行動していると、どうしてもお酒の誘惑に負けてしまいがちです。

特にお酒を辞め始めの頃は、入院仲間同士で助け合う事が必要です。

入院1ヶ月もすると班が編成される

入院中に仲間が出来るかどうかが心配な方もいるでしょう。

また、中には入院中に他人と人間関係を作ることすら、拒否したい人もいることでしょう。

入院中のプログラムはお酒を辞めることであると同時に、社会生活の修正や更生を行う場所でもあります。

社会生活を行う上で人間関係の構築は必須事項となります。

そのため、入院中は同じ入院仲間同士で班を編成して生活を共にします。

病院内で行われるオリエンテーションなどを主催したりもします。

人とのコミュニケーションを苦手としている方でも大丈夫です。

こういったプログラムを通して、入院中の仲間を作ることが出来ます。

また、退院後も会社やプライベートでより良い人間関係を構築するスキルが身につくのです。

外出をするかしないかは個人の自由

外出許可が出た後でも、外出をしたくなければ外出する必要はありません。

医師や看護師からは自助会に通う事を勧められますが、強制ではないのです。

自分の判断で、外出をしないというのも個人の自由です。

アルコール病棟内は、アルコール依存症に苦しむ人をお酒から守ってくれています。

病院から外に出れば、お酒の誘惑はいたるところにあります。

危険だと感じれば、外に出る必要は無いのです。

アルコール依存症で入院するという事は、断酒の生活に慣れるという事でもあります。

外出か余暇が出た後の自助会に通うというのは断酒をするための一つの方法に過ぎません。

最大の目的は、お酒を飲まない生活に慣れることです。

外出をするかしないかは、医師と相談してから決めても良いですし、個人で決めても問題はありません。

外出時の注意点は気分の高揚

2週間の病院内での隔離生活をしていると、外出をしたくて仕方なくなります。

そして、外出許可が出て久しぶりに外に出ると、非常に爽快な気分となります。

この気分の高揚感には気を付けなければいけません。

お酒を習慣的に飲んでいた人の多くは、気分が高揚していた時にお酒を飲んでいたことでしょう。

この習慣は、病院に入院したからといって簡単に直せるものではありません。

気分が高揚している時には自分自身の感情のブレに注意深くある必要があります。

隔離生活からの解放によって得た高揚感には注意をしておく必要があります。

最後の2週間になると外泊の許可も出る

入院生活の最後の2週間は外出許可だけではなく、数日間の外泊も許されることになります。

外泊の許可は医師からの判断によって許された場合に限ります。

外泊をすることの目的は、病院に守られることなく断酒を継続させるために通常の生活に慣れることにあります。

外泊の許可が出たら、強制的に外泊をしなければいけないという事でもありません。

心配なことがあれば、医師やカウンセラー、看護師などに相談をいても良いでしょう。

外泊の許可が出たら家族と過ごすのも良いし、職を探すのも良い

外泊の許可が出たら家族と一緒に過ごすことも出来ますし、職場に行く事も可能です。

また、職が無い方は就職先を探すことも可能です。

外泊の許可が出来たら出来る行動の幅が広くなります。

外出だけの許可の場合は、時間が限られているため出来ることの範囲も限られてしまいます。

外泊によって可能になった行動をとることが良いでしょう。

もちろん、一人で過ごすというとも一つの選択です。

退院後は一人で生活することが多いのであれば、それも退院後の通常の生活であるからです。

外泊の目的は、退院後の生活に慣れることであったり、退院後の生活をどうするか考えたりする機会であることを忘れてはいけません。

病院での生活はアルコールから守ってくれる機能を持っていますが、いつかは退院して通常の生活をしなければいけません。

外泊は通常の生活に戻るための準備期間なのです。

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暇な時間を作らない工夫をする

外泊中の注意として、なるべく暇な時間を作らないようにすることが挙げられます。

入院生活ではプログラムがきちんと作られていて、食事から講習、そして外出の時間も管理されています。

実は、管理されている入院期間は感じませんが、管理外になると時間が余ってしまいがちです。

特に一人で外泊期間を過ごす人は、暇な時間があると不安になってしまったり、過去のトラウマを思い出してしまったり、エガティブな思考になってしまいがちです。

外泊中はなるべく暇で何もしていないような時間を作らないようにすることが大事です。

外泊は病院のプログラムの一つですが、ここでお酒を飲み始めてしまう人も多くいます。

お酒を飲む暇を作らない工夫は大事なのです。

新しく入院してきた仲間の世話もしよう

3ヶ月の入院生活をしている中で、毎日のように入院してくる人や退院してくる人は多くいます。

そのため、入院生活も2ヶ月を超えるころにはいつの間にか、古株になっていることもあるのです。

古株になったら、新しく入ってきた入院患者さんの生活のサポートをしてあげることも大事です。

初めて入院した日はどのような感情だったでしょうか?

右も左もわからず、毎日のプログラムもわからなかったのではないでしょうか?

そういった人々に優しく、生活のリズムなどを教えてあげることは、相手だけではなく自分の感情も穏やかにしてくれるのです。

入院生活を再度振り返っておくことも大事

入院生活の最後の2週間は自分自身の入院生活や、入院するまでの経緯などを再度振り返る良い機会です。

入院してから3ヶ月も経過すると、お酒が入っていた時の脳ではなく素面で冷静な脳に変化しています。

そのため、入院する前よりも毒が抜けて冷静な判断や、客観的な視線で自分自身を見つめられるようになっています。

もしも、時間があるのであれば、「自分自身がなぜお酒に手が伸びてしまうのか?」、「アルコール依存症になってしまった原因」など、自分自身とって危険な状況を認識しておくことも大事でしょう。

お酒を飲まなければ、何度でもやり直しは効きますが、お酒を飲んでしまうと何も出来なくなってしまいます。

この機会に、自分自身の人生を振り返り、今後の自分の人生を思い描くことも良いでしょう。

退院後の不安感は誰もが感じる事

退院後にどのような生活になるか、未来の事を考えると不安になってしまうのは誰もが感じることです。

入院生活はスタッフや入院仲間と生活を共にしており、アルコールからも守ってくれています。

そのため、入院生活は安心を与えてくれます。

この安心感も退院後の生活を不安にさせる原因となっています。

不安に感じた時はいつでもシンプルに考えるようにしましょう。

単に「お酒を飲まなければ良い」のです。

また、今まで普通にしていた生活に戻るというだけの事です。

むしろ、入院生活の方が普通ではない生活だったはずです。

退院後も、目の前の一瞬はお酒を飲まなければ良いのです。

その一瞬を続けていくことこそが断酒を継続するコツです。

退院後の不安を感じている人はあなただけではありません。

もしも、既に退院している仲間がいるのであれば、相談してみることも心を落ちつける一つの方法です。

アルコール依存症の入院期間中に禁止されていること

アルコール依存症で入院すると、公的にも暗黙の内にも禁止されている行為があります。

実は、こういった事を知っておくことは、入院する方だけではなく一般社会を生きていく上でも役に立つことがあります。

今回は、アルコール病棟に3ヶ月の入院をした筆者が、入院中に禁止される10の事を取り上げて解説していきます。

これから入院をする意思のある方はぜひ参考にしてください。

鏡に触れる事

アルコール依存症の病院には、お風呂や洗面所などに鏡が用意されています。

入院患者は基本的に鏡に触れることは禁じられています。

そのため、鏡が汚れていたとしても、拭くことは出来ません。

鏡に触れることが出来ないのは、鏡を割ることで鋭利な刃物になってしまうからです。

アルコール病棟内では、衝動的に自傷をしてしまう方もいるためこの決まりがあります。

アルコール依存症で入院した時は、鏡などに触れることのないようにしましょう。

むしろ、鏡に触れてはいけないという目的を理解して生活をするようにしましょう。

外出中に自転車に乗る事

アルコール依存症で入院すると、自助会への参加などを条件に外出や外泊の許可も出ます。

しかし、病院から外に出ている時には自転車に乗ってはいけません。

自転車は事故の原因になりやすい乗り物であるため、禁止されています。

しかも、入院中は完全に脳内からアルコールが解毒されているわけではありません。

本人は完全にアルコールが抜けているつもりでも、なかなか解毒は終わっておらず自転車を運転するには危険になってしまうのです。

入院中の外出時には、安全で確実な自分の足で歩くか、公共交通機関を利用しましょう。

当然の事ではありますが、車の運転は言語道断です。

処方薬を飲まずの保管しておく事

入院中は医師の判断により、薬の処方がされます。

処方された薬を決められた時間に飲むことなく保管しておくことは禁じられています。

処方薬は基本的に食事後などの決まった時間に飲む決まりになっています。

食事の時には数人の看護師が一緒にいます。

薬は食事と一緒に渡されますが、ときどき看護師の目を盗んで薬を飲まずに部屋にため込む方がいます。

処方されている薬の中には、精神的な部分にも作用するモノもあります。

そのため、部屋にため込んで大量の薬を一気に飲んでしまう方もいるのです。

処方された薬は容量と用法をきちんと守るようにしましょう。

禁じられた時間に外出する事

禁じられた時間に病棟から外に出ることは禁じられています。

入院中は外出や外泊の許可は出ます。

しかし、「外出」の場合は決められている時間内に病棟に戻ってこなければいけません。

特に、夜の外出は完全に禁止されていて、出入り口や窓などは完全に閉じられた状態になります。

夜食や日用品など、必要なモノは外出が許可されている時間に済ませておくことが大事です。

もしも、なんらかの方法で外出したことになると、病院内で厳しく罰せられることになります。

外出禁止時間はきちんと把握しておき、絶対に外出はしないようにしましょう。

病院のスタッフや他の入院患者への暴言や暴力

病院のスタッフや他の入院患者への暴言や暴力は厳しく禁じられています。

入院中は慣れない生活で、不平や不満が溜まってしまう事もあるでしょう。

そんなストレスあ貯めることなく、あらかじめ医師や看護師に相談するようにしましょう。

入院中は心を穏やかに保たなければ、自分個人だけではなく他の入院患者にも悪い影響を与えてしまいます。

入院中も一般社会にいても、無益な暴言や暴力は厳禁です。

刃物の持ち込み

入院中には刃物の持ち込みは禁じられています。

もちろん、ナイフや包丁のようなものは禁止ですが、多くの人はこういった刃物を持ち込むことは無いでしょう。

刃物とは、例えば男性の場合で言えば髭剃り、女性で言えばムダ毛処理用のカミソリなどです。

これらの日用品は入院するときに、一時的に没収されることがあります。

カミソリなどの鋭利なモノは自傷行為に使用されやすいからです。

盲点である、髭剃りなどの持ち込みには注意しましょう。

基本的には電動の髭剃りやムダ毛剃りを用意しましょう。

薬の持ち込み

自分自身にアルコール依存症以外の疾患がある場合は、常備薬を用意する必要もあります。

ただし、これらの常備薬も勝手に持ち込むことは禁止されています。

それが、風の症状を治すための風邪薬であっても禁止です。

また、胃腸薬などの漢方薬も持ち込みは禁止されています。

もしも、他の疾患用の薬を持ち込む場合は事前に医師に申告しておかなければいけません。

また、胃薬も必要となった際には看護師に申し出てその都度もらう事になります。

これらの薬の処方は全てカルテに記録されていきます。

ニンニクを食べる事

入院中はニンニクを食べることは推奨されません。

病院での食事は、栄養に偏りが無いように作られています。

病院食の中にはニンニクは入っていません。

ニンニクは強烈なにおいを発しますが、その匂いはアルコールに似ています。

病院内では、アルコールの匂いがするものは、他の患者にお酒を連想させてしまうため危険になります。

また、病院のスタッフはお酒を飲んでしまった人がいないか確認する仕事もあります。

多くの場合、医師や看護師がお酒を飲んでしまった患者を確認するのはアルコールの匂いです。

ニンニクは勘違いを引き起こしかねないので、外出時でも食べることを禁じられます。

外出時には、ニンニクの入っていない食事を選ぶようにしましょう。

酒を持ち込むこと

当たり前の事と思われるかもしれませんが、お酒の持ち込みは禁じられています。

アルコールの問題から回復するための入院ですから、アルコールの持ち込みは禁止です。

実際、入院患者の中にはあまりにもお酒を我慢することが出来なくて、お酒を持ち込み消灯時間が過ぎてから飲み始めてしまう方もいます。

お酒を持ち込むことは、個人だけではなく他の入院患者も危険な状態にしてしまいます。

外出時などには、お酒を売っているような店に入ることを避けるようにしましょう。

お酒を売っている店に入らなければ買う事も出来ないからです。

お酒を飲んでしまう事

アルコール依存症の病院で禁止されている最後の項目は、お酒を飲んでしまう事です。

当然の事ですが、お酒を飲むことは入院中には禁止になります。

入院の目的は、お酒を辞めることであり、辞める方法を習得することです。

入院中は、最も重要な決まりです。

この決まりが最も優先度が高くなります。

アルコールに問題がある人は、衝動的にお酒を欲することが何度もあります。

大事なのは、その一瞬を先延ばしにすることです。

そして、一日だけはお酒を飲まずにいるという事をくり返していきます。

長い目で見て、入院中だけは飲まないようにします。

退院後もこのことの繰り返しです。

一日だけでも飲まずにいることが大事なのです。

アルコールに問題があると認識している方は理解しているでしょうが、断酒をするという事は最も優先されるべき事なのです。

アルコール依存症で入院していても、他の患者さんと共同で生活する以上、最低限の社会的なルールは守らなければいけません。

病院内にある禁止事項を破ってしまうとそれなりのペナルティも課せられます。

禁止事項を破るとどのようなペナルティが課せられてしまうのでしょうか?

今回は、アルコール依存症で入院している間には、どのようなペナルティがあるのか解説します。

入院中に 禁止事項を破るとどうなるのか?

アルコール依存症を治療する病院には、公然にも暗黙にも禁止事項があります。

病院内では禁止されている事項を破ってしまうと、それ相応のペナルティが課せられます。

最も大事な禁止事項は「お酒を飲まない」という事ですが、一般社会で禁止されていることはもちろん禁止になります。

しかしながら、もしも入院中に禁止事項を破ってしまうとどうなってしまうのでしょうか?

ここからは、アルコール病棟で入院した時に禁止事項を犯してしまった後に起こることや課されるペナルティを紹介します。

通称「がっちゃん部屋」と呼ばれる隔離部屋に入れられる

入院中にアルコールを飲んでしまった方は、基本的に隔離部屋、通称「がっちゃん部屋」に強制的に入れられることになります。

お酒が抜けるまでは個人の意思で部屋の外に出ることは出来ず、外部からしか開けることが出来ないようになっています。

がっちゃん部屋内には、きちんとトイレもついているので、その点は心配する必要がありません。

気分が落ち着き、アルコールが抜けるまではがっちゃん部屋から出られません。

数日間後に主治医との面談があり、医師が大丈夫と判断するまではがっちゃん部屋に隔離されます。

お酒を飲んだことがバレると看護師と警備員に連行される?

お酒を飲んでしまうと、男性を含む複数以上の看護師と医師、そして警備員などのグループによってがっちゃん部屋へと連れていかれます。

複数以上で対応するのは、アルコールの入った患者が暴れだしてしまう事もあるからです。

暴れてしまうと、アルコールを飲んでしまったという事意外にも禁止事項に触れてしまうため、さらに重いペナルティになってしまいます。

専門家を誤魔化すことは不可能

お酒を飲んだことを隠すことは不可能です。

入院中にお酒を飲んだ方は、一般病棟で他の患者と一緒に生活することは出来なくなります。

入院中にお酒を飲んでしまうと、行動や言動がおかしくなりますし、アルコールの匂いもきつくなります。

アルコール病棟での生活は他の患者だけではなく、医師や看護師などのスタッフも一緒に生活しています。

医師や看護師などの病院スタッフは、専門家であり患者が飲酒をしたかどうかはすぐに見破ります。

患者本人がどのように騙そうとしても、誤魔化すことは不可能であることを認識しておきましょう。

部屋の中の持ち物を隈なく探される

入院中の患者の中には、自分の持ち物を病院のスタッフによってチェックされる方もいます。

一度、禁止事項に触れてしまうと、病院内のスタッフからの監視は厳しくなります。

特に、医師から処方されている薬をため込んだり、外部からアルコール類を持ち込むなどの事があると持ち物検査をされることもあります。

この持ち物検査は、本人が知らないタイミングで行われることもあり、持ち込み不可であるモノは没収されてしまう事になります。

また、医師や看護師から厳重な注意を受けます。

強制的に退院されてしまうこともある

あまりにも入院中に品行にかける態度をすると、強制的に退院させられてしまう事もあります。

アルコール依存症を治療する病院では、もちろんアルコールを摂取することは禁止されています。

しかし、病院ではアルコール依存症も病気の一種として捉えられているので、一度や二度の失敗であれば隔離部屋に入れられるだけでしっかりと治療を再開させることが可能です。

それが何度も繰り返されるようになると、強制的に退院させられてしまいます。

あるいは、更に重度のアルコール依存症者を受け入れてくれている病院への転院する方もいます。

共同で生活していた部屋から突如荷物が全て消える

強制的に退院させられてしまうと、荷物は全て病院のスタッフによって片付けられてしまいます。

あまりにも品行が悪く、他の患者さんとの共同生活を送ることが出来ないと医師に判断された方は強制的に退院させられます。

自分で荷物をまとめることも出来ずに、放り出されます。

筆者は入院中にプログラムから戻ると、一緒の部屋で生活していた方の荷物がキレイになくなっていて、ベッドメイクも完了している状態になるのを何度も見ています。

少し寂しい気もしますが、これも現実です。

こういった、光景を通して自分自身のアルコールの問題が重い問題であるという事を認識していました。

入院は社会生活を送るためのステップ

アルコール依存症は入院することで治療をすることが可能です。

病院は患者をお酒から守ってくれると同時に、一般の社会生活に戻るための練習もしています。

一緒に生活する患者さんたちとの良好な人間関係を構築する事、医師や看護師たちとも良い関係を作ることは実社会で非常に大事なことです。

一般的な生活をしていれば特に問題になることはありません。

もしも、お酒を飲んでしまったとしても、厚生のチャンスは与えてくれます。

この入院は自分に与えあっれた厚生のチャンスなのです。

入院中に見かけたことや経験したことは、全て自分の人生に役立ちます。

入院中は自分自身を見つめ直し、退院後の生活をより良いモノにするようにしましょう。

入院中の1日を充実させる方法

アルコール依存症で入院すると、想像以上に1日が長いことに気づきます。

そんな、長い暇な時間は何かの役に立てることが出来れば充実した入院生活を送ることが出来ます。

アルコール依存症の離脱症状は、入院中も関係なく襲ってきます。

離脱症状の辛いうつ症状を和らげるには、暇な時間を作らず、何かに集中することが必要です。

今回は、入院中に始めると退院後にも役に立つ習慣を紹介します。

これから、アルコール依存症で入院しようとする方などはぜひ参考にしてください。

読書

入院中はまとまった時間があるため、読書をする時間もとることができます。

難しくて厚い本でも読破は可能かもしれません。

しかしながら、アルコール依存症で入院している時は、離脱症状なども重なりなかなか読書に長時間集中することが出来ないのが現実です。

読書に集中できない時におすすめの本はアルコール依存症に関する本を読むことです。

入院中の第一の目的はお酒を辞める事であり、断酒を継続するための方法を学ぶ場所です。

離脱症状などで本に集中することが出来ない場合は、逆に離脱症状について学ぶことで集中が出来るようになるのです。

アルコール依存症に関する本でも読む習慣を作れば、退院後も継続させることが出来ます。

入院前には数冊の本を用意すると良いでしょう。

また、院内にもアルコールに関する本は置いてあります。

本を読んで暇をつぶしましょう。

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英語や外国語の勉強

入院中は英語や外国語の勉強を始めるチャンスでもあります。

学生ではなく、社会人になるとなかなかまとまった時間も無く英語などの外国語を勉強する時間が取れません。

入院中は外国語を勉強するチャンスです。

もちろん、3ヶ月の入院生活の中で、完璧に外国語を習得することは出来ないかもしれません。

しかしながら、退院後も外国語に触れる習慣があれば徐々に実力も上がっていくでしょう。

ちなみに、短期的な英会話教室の期間は3ヶ月と決まっています。

卒業後は自分で勉強をするような習慣づけを行うカリキュラムになっています。

同じことを入院中にも行えばよいのです。

外国語を習得すれば、退院後の転職や就職にも有利になります。

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入院中の日記をブログなどで記録する

入院中は日記をつけることも有効です。

個人で生活している時は離脱症状のうつ状態をなんとか切り抜ける必要があります。

日記を書いたり、自分の感情を何かに文字にしたりすることでうつ症状を和らげることも出来ます。

現在では、無料でブログなどを作ることが出来るので、ネット上に自分の感情などを記録しておくことも可能になります。

また、ブログで自分の感情や生活の事をブログに書くことで、他の人の参考になることもあります。

入院中に書いたブログが他の方々へのためになるものになれば、収益化をすることも可能になります。

まずは、行動をしてみましょう。始めるのは無料です。

TwitterやFacebookなどのSNSも有効

自分の入院日記を書くのは、何も紙やノート、ブログだけではありません。

毎日の習慣にするためには少ない文章でも良いのです。

そういった意味では、TwitterやFacebookなどのSNSも有効になります。

TwitterやFacebookなどのSNSには、同じようん問題で苦しんでいたり、頑張っていたりする方とつながることも出来ます。

同じ問題を抱えている方とつながれば、退院後も一緒に頑張っていくことが出来るようになります。

病院での暇な時間は、SNSを読んでいるだけではなく自分からも発信していきましょう。

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筋トレなどの運動

入院も最初の2週間の外出禁止期間が過ぎれば、外出をすることも可能になります。

外出が出来るようになったら、筋トレや散歩、ランニングなどの運動をすることがおすすめです。

運動をすることはアルコール依存症の離脱症状である、うつ症状に対して有効です。

運動をすることが感情にも有益になるのは、科学的にも証明されています。

また、身体を鍛えることは健康を保つことにもなりますので、病気をしにくい身体になります。

入院中に暇な時間が出来たり、気持ちが落ち込んでいる際には運動がおすすめです。

もちろん、激しい運動や危険な運動は避けましょう。

筋トレは、長く続けていくことが大事です。

怪我にはくれぐれも気を付けてください。

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AAや断酒会などの自助会への参加

入院中は医師や看護師から自助会への参加を促されます。

もしも、夕方の時間に行く場所がない場合は、積極的に自助会に参加することをおすすめします。

自助会に行けば、お酒を飲まないことを推奨する人も多く退院後もお互いに助け合う事が可能になります。

特に、退院後は自分が持っているアルコールの問題に一般的な人は気を使ってくれるわけではありません。

アルコール依存症者が断酒を継続するためには、同じ問題を持っている方と人間関係を作っておくと楽になります。

AAや断酒会などの自助会への参加をするようにしましょう。

入院中に退院後の生活にためになる習慣をつくる

アルコール依存症で入院中は、何もせずにゴロゴロするよりは何かしらの趣味などをした方が楽に過ごすことが出来ます。

特に、習慣づけ説くことで退院後も有益になるのは、日記をつける事や運動をする事、何らかのスキルをつけるための習慣をつけることです。

また、アルコールの問題を共有できる、同じアルコール依存症者の方々と人間関係を作っておくことも有益です。

入院中は退院後のことも考えて、暇つぶしも出来る習慣に挑戦してみましょう。

退院後は個人で断酒を継続していかなければいけません。

アルコール依存症者はお酒に手を出さないことが、最も優先すべき項目です。

アルコール依存症で入院すると、3ヶ月の間に多くのプログラムを経験することになります。

特別な理由がない限りは、基本的に全てのプログラムを受けることになります。

それでは、それらのプログラムはどのような意味を持っているのでしょうか?

この記事では、アルコール依存症の入院中に行うプログラムの内容とその目的を解説していきます。

この記事は実際に入院した筆者によって書かれているため、プログラムを受けた感想も含んでいます。

アルコール依存症に関する勉強

アルコール依存症の入院中のプログラムでメインとなるのは、アルコール依存症そのものに対する勉強となります。

お酒を飲む機会はたくさんありますが、実はお酒に含まれているアルコールが、人間にどのような影響を与えるのかきちんと学ぶことは無いでしょう。

病院での講義は、アルコール依存症について専門的に治療をしている医師やカウンセラーによって行われます。

具体的な内容としては、「アルコールが身体や脳に与える影響」、「アルコール依存症者のメンタル面の改善方法」、「アルコール依存症からの回復方法」などを学ぶことができます。

これまでに、アルコールが自分の身体にどのくらい悪影響を与えるのかは、ぼんやりとしか考えていなかった方には有益になります。

自分経験を語るミーティング

自分自身のアルコールや依存物に関する経験を語るのもプログラムの一つです。

自分経験を語るという方法は、そもそも自助会で始まった方法です。

素面の自分で自分自身を振り返り、過去に学んで未来を作り上げていく効果があります。

人によって、アルコールや薬物に頼ってしまうようなシチュエーションを認識することができます。

また、同じ問題を抱えている方の話を聞くことは自分の姿勢を正すことにもなります。

自分自身で反省する事や、他の方の話を聞くことを通して自分自身の人生を振りかえりましょう。

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映画鑑賞は依存症からの回復物語

入院中のプログラムの中には、映画鑑賞あります。

映画の内容は、アルコールや薬物など、依存症に関わるものになります。

鑑賞する映画はドキュメンタリー映画から商業映画までさまざまな種類になります。

映画は個人の回復の物語を2時間ほどのダイジェストで見ることができるコンテンツです。

また、楽しみながら鑑賞することも出来るので、楽しいプログラムとなるでしょう。

鑑賞した映画の中から、自分の依存症からの回復のヒントを見つけられることもあるでしょう。

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簡単に料理を作る練習

簡単な料理教室も行われます。

きちんとした食事をして、空腹を避けることはアルコールを避けるという事にもなります。

お酒を飲む方々の多くは、お酒を飲んでいる時に何も食べずに飲んでいることがあります。

そのため、胃腸などの内臓を傷つけることもありますし、酔いも早くなります。

既に、アルコール依存症になってしまっている方は、お酒を飲むことは出来ません。

お酒を飲んでしまう危険な状況HALTの一つはH「ハングリー(空腹)」です。

きちんと自分で料理をして、規則正しい食事を摂ることは飲酒を避けることが出来るのです。

HALTについて詳しく知りたい方はこちらの記事をどうぞ。

HALTとは何か?アルコール依存症者が注意すべき再飲酒引き金の対策を紹介

外を散歩する

昼間には入院中の患者さんと医師、看護師と共に近くの公園への散歩することもあります。

また、病院から近い地域で、時間内に帰ってこれる場所の美術館や博物館などに行く事もあります。

時には商店街などで、お酒を売っていることもありますが、もちろん飲んではいけません。

甘酒やの成るコールビールを売っているような場合もありますが、もちろんこういったお酒をお思い出させるような飲料は口にしてはいけません。

病院から外に出ることは、すぐにお酒を手に入れることができる環境であるという事を意味します。

こちらに関しては、退院後も同じ状況です。

徐々に慣れていきましょう。

また、気楽な散歩を楽しんでリラックスをする方法を覚えましょう。

レクリエーションを行うのもプログラム

病院内では、簡単なレクリエーションを行う事もあります。

病院スタッフが主催したり、患者側が主催したりと種類は様々です。

ビンゴをしたり、クイズ大会をしたりと患者側が考えて運営まで全てを行う事もあります。

レクリエーションは単に参加するという事も、気分転換になります。

また、レクリエーションを計画して主催することも患者にとっては社会生活に戻るためのステップになります。

簡単な運動やエクササイズ

簡単な運動やエクササイズもプログラムの一つです。

もちろん、入院中は激しい運動をすることを禁じられています。

エクササイズは家で出来るヨガやストレッチなどになります。

時にはカラーボールやカラーバットを利用して野球をしたり、卓球台で卓球大会を開催したりもします。

レクリエーションを行う事はリフレッシュをすることにもなり、仕事に復帰してストレスが溜まった際の最適な気分転換方法になります。

エクササイズや筋トレが依存症からの回復に有効なことはコチラの記事でも詳しく触れています。

ラジオ体操もプログラムの一つ

入院中は起床した後、すぐにラジオ体操をすることが決められています。

ラジオ体操も入院中のプログラムの一つであり、依存症者にとっては丁度よいエクササイズになります。

最初は恥ずかしいものですが、慣れてくれば有効なエクササイズです。

朝すぐに適度に身体を動かすことによって、頭も体もさわやかに目覚めます。

朝の運動が体にも心にも良いことを知ることができます。

「アルコール依存症の入院中に行われるプログラムとは?回復への知恵」まとめ

依存症で入院している間に行われるプログラムは、全て退院後の生活にとって有益になっています。

特に依存物がある場合は、そういった依存物を避けるための知恵をプログラムから得ることが可能になります。

アルコール依存症そのものに対する勉強は、直接避けるべき依存物の正体を知ることができます。

また、運動やエクササイズ、散歩などのプログラムは日常生活で心を平安に保つことに役立ちます。

依存症で入院することは、アルコール依存症からの回復だけではなく、一般的な社会生活にも役に立つのです。

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