アルコール依存症

断酒のルールはシンプルがベスト!昨日は遠い過去で明日はまだ来ぬ未来

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断酒を決意したからには、ぜひ継続していきたいものです。

しかし、断酒を決意するたびに目標に届くことなく、途中で諦めてしまう方はいるのではないでしょうか。

断酒の失敗には、自身で掲げた目標の設定に問題がある場合があります。

目標設定を間違えてしまうと、目標を達成するどころか失敗後に落ち込んでしまい、前よりも悪い状態になってしまいます。

この記事では、最適な断酒目標の設定方法を紹介します。

これから断酒をしたいと考えている方はぜひ参考にしてください。

断酒のルールはシンプル・イズ・ザ・ベストの理由

visionと書いた積み木

断酒のルールは、「お酒を飲まない」ただそれだけのシンプルな設定がベストです。

断酒をする際に目標設定をするとプラスアルファでさまざまなルールを付け加えがちです。

たとえば、「1ヶ月の断酒にチャレンジ」などの期間を設定する目標や、「断酒を継続したら海外旅行!」のようにご褒美を設定するものなどです。

「お酒を飲まない」というシンプルな目標に、プラスアルファをするとどのような弊害があるのか解説していきます。

主な、弊害は以下の通りです。

  • 目標到達後の自分像が失われる
  • 条件を追加したり削除したりしがち
  • 考え込みがちな人はすぐに複雑に考えてしまう

目標到達後にあなたはどんな人物になっているのか?

目標達成後にあなた自身がどのような人間になっているのか想像できる目標にしましょう。

そもそも断酒をすることを決めたのは、「健康的な生活がしたい」、「お酒の問題を無くしたい」などの更なる至上の目標があったはずです。

これらの将来的なイメージをきちんと具体的に持って目標を設定しましょう。

期間限定の目標や、目標達成後のご褒美などを与えるような目標の設定は、既に「断酒後にはお酒を大量に飲んでやろう」という欲望が前提としてありますし、断酒そのものを至上の目標にしてしまっているところに間違いがあります。

断酒の目標を設定したのなら、断酒の目標を達成した暁にお酒を飲まなくても大丈夫な身体的、精神的な状態になっていなければいけません。

目標達成後のことを目標設定の中に組み込むようなことはやめましょう。

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設定した目標をすぐに変更してしまう

設定した目標をすぐに変更してしまうような行為もありがちですが、断酒継続にはNG行為です。

特によくある設定の変更は、「このくらいなら大丈夫」という甘い設定変更です。

普段生活していると、特別な日はつきものです。

例えば、冠婚葬祭や同窓会などは、お酒を飲むことが許される日にしてしまうようなことです。

つまり、「今日は特別な日だから少しのお酒なら大丈夫」という形で、特別な飲んでも良い日を作ってしまうのです。

こういった「例外」を作ってしまうと、「今日は気分が優れないから飲んでも良い」、「今日のお酒の付き合いは大事な商談だから」などと目標が跡形もなく崩してしまいます。

設定した目標は、設定した時点から例外などを付け加えて変更することの無いようにしましょう。

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意識しないと複雑化してしまう脳の中

目標をシンプルにしておくことのメリットは、人間自体が複雑にものを考えすぎてしまう点にもあります。

目標を何も設定せずに、意識せずに生活をしていると苦難や困難、差し迫った問題に直面すると自体を複雑に考えてしまいがちです。

また、将来への不安や想像上の恐怖感は、頭の中で複雑に考えてしまって気分が滅入ってしまうこともあります。

こういった、複雑な思考こそ不安感や恐怖感を増幅させて、自分自身の問題を大きくしてしまいがちです。

そして、結局は現実から逃走するようにお酒に手が伸びてしまうものなのです。

目標はシンプルな「何があってもお酒を飲まない」としておけば、余計な思考によって複雑に考えることは無くなります。

例えようのない不安感や恐怖感にはシンプル思考が解決策

目標を書いている手

アルコールに問題がある人の多くは、言葉では例えようのない不安感や恐怖感に苛まれている方も多くいます。

こういった、言葉にならない不安感や恐怖感はシンプルな思考方法で解決させることも可能です。

不安感や恐怖感は自分で増幅させていることが非常に多くあります。

先ほども解説したように、人間はそもそも目の前の問題や理解できない対象を複雑に考えて、不安感や恐怖感を増幅させがちです。

実際に起こりうることの無い先取り不安は、理由も無く神経をすり減らします。

また、自分では解決不可能な問題への責任感は、疲労が溜まるだけで落としどころはありません。

思考が複雑化している時にこそ、シンプルな思考によって心を落ち着かせることが大事です。

一度、思考をシンプル化させて落ち着いて考えていけば、多くの問題を解決に導くことができますし、神経をすり減らすこともありません。

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ルールを設定したら付け加えることも削除することもNG

断酒中のルールは「何があってもお酒を飲まない」という一点につきます。

この設定から、何を足しても、何を削除してもいけません。

逆に言えば、この目標以外は考えずに「飲まない」という点に集中するだけです。

飲まなければよいのです。

シンプルです。

まずは、飲まない状態になってから、他の問題を考えていけば良いのです。

考えるべきことは、今この一瞬を素面でやり過ごすことです。

先ほども解説したように、長期的なビジョンで断酒を継続していこうという目標よりも、今この一瞬だけを断酒すれば良いと考えた方が結果的に長期的に断酒を継続できます。

特に飲酒欲求が強い時には、必ずこの一瞬だけは「お酒を飲まない」ということを目標としましょう。

まとめ

「断酒」を継続するためには、目標の設定を間違えないことが大事です。

断酒を継続するための目標はシンプルに「お酒を飲まない」がベストです。

この目標に対して何かを付け足すことも何かを削除することも避けましょう。

目標に何かを足すようなことがあると、複雑化してしまって再飲酒の引き金になってしまいます。

目標から何かを削除するようなことがあると、自分で設定した目標に対して甘い考えになり最終的には目標自体が骨抜きになってしまいます。

目標を継続するためには、シンプルにしてその目標だけを守るようにしましょう。

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