断酒中でもレストランに行く事や、会社の付き合いや友人と会う時に居酒屋などに行く事もあります。
日本国内では、居酒屋はもちろんのことレストランでもお酒を取り扱っています。
そのため、自分以外の人がお酒を飲んでいる際に、「口寂しさ」を覚えることもあるでしょう。
実は、この口寂しさは再飲酒への危険なサインです。
再飲酒をしないためにも、口寂しさを感じた時の対策も知っておくと良いでしょう。
この記事では、断酒中でもお酒の出る場所に行かなければならない人向けに、口寂しさを感じた際の対策を解説しています。
断酒中の会合にいかなければならず、再飲酒の心配がある方はぜひ参考にしてください。
目次
断酒中に口寂しいと感じるのは飲酒習慣が治っていない証拠であり危険
断酒中にレストランや居酒屋などのお酒が出る場所で口寂しさを感じる場合は危険です。
口寂しさは、飲酒欲求の一つでもあります。
口寂しさは意識できていない部分での飲酒欲求でもあるため、質が悪いです。
自身で意識もせずに自然にお酒を口にしてしまう事もあるからです。
まずは、口寂しさを感じたら、それが飲酒欲求の一つであるという事を認識しておきましょう。
自分自身で飲酒欲求を意識しておくだけで、多くの危険を避けられます。
口寂しいと感じたらすぐに行うべき対策5選
お酒が出る場所で口寂しさを感じたらすぐに対処する必要があります。
ここからは、口寂しさを感じた時にとるべき対策を紹介していきましょう。
主な方法は以下の5通りです。
- ガムか飴、フリスクなどを口の中に入れる
- 満腹になるまで食事をする
- 炭酸飲料などのお酒の代わりになるものを飲む
- お酒を飲まない人の近くに避難する
- すぐにその場から立ち去る
再飲酒をしてしまうと、大変な生活が待っているかもしれません。
出来る限り再飲酒の危険を避けるようにしましょう。
ここからは、上記の5つの対策を詳しく解説していきます。
ガムか飴、フリスクなどを口の中に入れる
口寂しい時にはガムや飴を口の中に入れるだけでも、かなり口寂しさはなくなります。
人間は口の中に何かを入れておくことでかなり落ち着くものです。
タバコを吸う人も口寂しさから辞められないという事も多いですし、幼児もおしゃぶりを咥えているだけでもかなり落ち着きます。
今回は幼児の例を出しましたが、口の中にガムや飴を入れておけば大人でも落ち着くものなのです。
ガムや飴であれば、しばらくの間口の中にとどまります。
ミントの成分が入っている種類であれば、口の中の刺激が強く水分を大量に飲むことも出来ません。
飲食店でも食後ならガムや飴を口に入れていても、周りから見て違和感はありません。
また、すぐに購入して携帯しておくことも可能です。
断酒中に口寂しさを感じたら、すぐにガムや飴、フリスクを口の中に放り込みましょう。
満腹になるまで食事をする
口寂しさを感じた場合は、満腹になるまで食事をしておくのも有効な対策になります。
食事をしっかりと摂っておくとお腹がいっぱいになり、それ以上の飲み物を胃の中に入れることが難しくなります。
つまり、飲酒欲求が無くなっていきます。
食事の出る場所であれば、きちんと自分の胃を一杯にするまで食べましょう。
空腹は断酒中の大敵です。
断酒中には、再飲酒をしてしまう主な要素HALTを意識してください。
HALTに関しては、以下の記事で詳しく解説しています。
炭酸飲料などのお酒の代わりになるものを飲む
コーラやサイダー、ジンジャーエールなどの炭酸飲料は口寂しい時でも、お酒の代わりになって再飲酒を防ぐことが出来ます。
口寂しさは、炭酸の入った飲料を口にしていれば誤魔化すことになります。
しかも、炭酸が入っている印象は満腹感も得られるため、飲酒欲求が再び起こることもありません。
口寂しさを感じたら、コーラやソーダ、ジンジャーエールなどの炭酸飲料を飲むようにしましょう。
お酒を飲まない人の近くに避難する
お酒を飲まない人の近くから離れておくのも対策の一つです。
お酒が近くにあると、どうしても口寂しさや飲酒欲求が起こってしまいます。
お酒を飲む人の近くにいると視覚的な情報だけではなく、アルコールの匂いという情報も得ることになります。
視覚情報だけでは無く、臭覚情報にもアルコールは訴えるために飲酒欲求が高まってくるのです。
席を変えられるのであれば、お酒を飲む人から物理的に距離をとることによって口寂しさを感じてしまう前に予防を行いましょう。
すぐにその場から立ち去る
最悪の場合は、お酒が出る場から立ち去るというのも対策の一つです。
接待などの仕事がらみの飲み会はなかなか断りずらいものです。
しかしながら、再飲酒が大きな問題を起こしてしまうようならその場から逃げ去りましょう。
その場の雰囲気を悪くしてしまうかもしれませんが、自身の酒癖によって会社の仕事運営を崩してしまいかねないとしたらどうでしょうか。
お酒を飲んで仕事を滅茶苦茶にするリスクを行うよりは、その場の一瞬の雰囲気を悪くするリスクをとった方が長い目で見て自身にとって良い方向に向かいます。
断酒を継続させていけば習慣も変わっていく
断酒を継続的に行っていくことで、口寂しさや飲酒欲求も少なくなっていくことが出来るようになります。
例えそれが飲み会の席であったとしても大丈夫です。
しかし、この段階に入るまでには断酒の継続期間も2年から3年以上が必要になります。
その状態になるためには、飲酒欲求や口寂しさへの対策を怠らずに行っていく事です。
いつの間にか、お酒を無まないという習慣がついていきます。
そうなっていけば、飲酒の危険がある場所にもいく必要が無くなっていきます。
まとめ
お酒の席や食事の席で破口寂しさを感じる場合があります。
この口寂しさは飲酒欲求に繋がり非常に危険な事になります。
そのため、口寂しさを感じたらすぐに対策をすることが必要になります。
具体的な対策方法としては5つです。
「ガムか飴、フリスクなどを口の中に入れる」、「満腹になるまで食事をする」、「炭酸飲料などのお酒の代わりになるものを飲む」、「お酒を飲まない人の近くに避難する」、「すぐにその場から立ち去る」などです。
自身の飲酒欲求に向き合い、なるべく口寂しさの対策をとるようにしましょう。
断酒期間が長くなれば長くなるほどお酒を避けるのは簡単になります。
断酒の初期にはなるべく口寂しさや飲酒欲求に敏感になり、きちんと対応するようにしましょう。