冒頭に、私の禁酒ビフォーアフターを紹介しましょう。
- 体重40キログラム→体重64キログラム(身長165cm男)
- ベンチプレス40キログラム→105キログラム
- 英語資格なし→ネイティブの友人多数
- 借金4か所からリボ→借金無し+預金+投資あり
- 断酒後の取得資格→ファイナンシャルプランナー、簿記、G検定
- 失職プー太郎→主業+副業+自分の商品開発挑戦中
実際に禁酒を続けるとどのような効果があるの?と、疑問に思っている人は多いでしょう。
誰も未来のことはわかりません。
そして、飲酒の習慣がある人にとっては、禁酒した後でどのような生活が待っているか想像もつかないでしょう。
ここでは、実際に私が5年間禁酒して気づいた成長と変化を紹介します。
今回は5つに絞りましたが、細かい変化や成長を含めれば更にたくさんあります。
実体験に基づく記事なので、当然の事ながら嘘はありません。
この記事は
・禁酒に挑戦したいけど目標がわからない
・なかなか禁酒に踏み込めない
・禁酒が続かない
・禁酒をするとどのような効果があるのかわからない
という人に向けて書かれています。
目次
禁酒の影響1.筋トレの効果は爆増
禁酒を始めてから筋トレの効果が爆増しました。
お酒を飲んでいる時に何度も挑戦しようとしていた筋トレやマラソン。
習慣的にお酒を飲んでいる時は全く続けることが出来ませんでした。
1日はきちんとやって、非常に充実感と爽快感を得ます。
しかし、次の日の朝に目覚めると、やる気は失せていてただ面倒になってしまうのです。
続いても3日ほど。
1週間続けられたら長い方でした。
習慣的にお酒を飲んでいると、朝起きた瞬間がとても怠く何もやる気が起きません。
しかし、禁酒をすると朝もさわやかになり、パッと目が覚めます。
そして、やる気に満ちた気分になるので筋トレやランニングにもいくことが出来るのです。
もちろん、毎日続けるのは大変ですが、始めてしまえば最後までやってしまうものです。
そして、気づくと5年近く続けています。
効果としては、初めてベンチプレスをした時に持ち上がったのは約40キログラム。
今ではベンチプイレスで105キロは持ち上がります。
もちろん、記録は更新中です。
目標は120キロです。
もっと、バリバリ筋トレをしている人であれば1年間で40キロから100キロ以上を持ち上げられるようになるようです。
しかし、とにかく禁酒をしてから筋トレやランニングを続けられるようになりました。
結果が出ると更にやる気が起きるので、また結果が伸びます。
つまり、禁酒をすると続けられない悪循環から、続けて結果を出せる好循環へと変わるのです。
禁酒の影響2.英語能力の向上
筋トレやランニングと同様に、英語の能力のも向上しました。
英語の能力も筋トレと同様に、1日で体得できるものではなく日々の積み重ねが大事です。
これも筋トレと同様に、数日続ければ良い方でした。
まずは単語をたくさん覚えようと、1日でたくさん詰め込もうとするのです。
そして、次の日は休みと称して、日本語字幕の映画を観て「英語の勉強をした」という事にしました。
1日でも休みの時間や言い訳を設けると、もう続けることは出来ません。
結果はご存知の通り、全く英語も理解できないままです。
英語教室に通ってみようかと思ったこともあり、無料のカウンセリングで10個くらいの英語教室に行きました。
そして、無料のカウンセリングを受けているとあることに気づきました。
結局は自分のモチベーションが無ければ身につかないという事に。
筋トレは体力を消耗するので、長時間は出来ません。
しかし、英語の勉強は体力が消耗していても行う事が出来ます。
英語の勉強のコツは、自分の出来る範囲で1日に数単語でも覚えるという事です。
とにかく続けられる習慣をつけていけば、英語力はついていきます。
私は現在、子供向けのYouTube動画で勉強していますが、そちらはほとんど英語・日本語どちらの字幕も必要なく内容を理解できるようになっています。
禁酒をすれば、英語の勉強も日々続けられるようになるので、英語力もあがります。
禁酒の影響3.物怖じしなくなる
何かをするにしても物怖じしなくなるという部分も禁酒の効果でしょう。
私の場合は、お酒を飲んでいる時は、何も怖くなくなりました。
そして、何か伝説でも作ってやろうと、調子に乗って馬鹿なことばかりしていました。
しかし、次の日の朝に待っているのは激しい後悔の念です。
記憶はとぎれとぎれで、嫌な思いでしか残っていません。
「なんであんなことをしてしまったのだろう…」という思いと「一緒に飲んでいた人々は今どう思っているだろう」などの不安感で一杯でした。
重い身体を引きずってなんとか職場に到着するのですが、同僚や上司の顔を見るのが怖くてたまりませんでした。
そのため、何をするにしても、誰と話をするにしてもいつもビクビクしていました。
しかし、禁酒を初めて筋トレをするようになってから、そんなビクビクした気分は無くなりました。
お酒を飲んでいないので、調子に乗ってくだらないことをすることもありません。
しかも、機能の記憶は完全にあります。
自分に何もやましいことが無ければ、他人の目線や他人の表情をうかがう必要は無いのです。
禁酒が出来れば、日々の生活で物怖じすることは無くなります。
禁酒の影響4.コミュニケーション能力の増加
禁酒をすればコミュニケーション能力が増加します。
仕事でもプライべートでもコミュニケーション能力は、非常に大事だとされています。
IT技術が発達したとしても実際、大事な部分です。
「飲酒の影響3」でも説明したように物怖じしなくなると、人間関係を作るのが非常にスムーズになります。
いつでも、人の機嫌を気にしていると、何となくぎこちないコミュニケーションになってしまいます。
相手に媚びているような気分にもなりますし、何かあればそんな人間関係など脆くも崩れ去ってしまいます。
対人関係にはお互いの尊敬は必要ですが、必要以上の気遣いは結果的に良い影響を与えません。
禁酒をすると自分自身にやましい部分もないため、対人関係も良好になります。
禁酒をすれば、自身へとつながりコミュニケーション能力も意識せずとも上がるのです。
更に、そういった自信があってコミュニケーション能力のある人の周りには人が集まってきます。
禁酒の影響5.ファイナンシャルリテラシー
禁酒をするとお金に詳しくなり、貯金も増えていきます。
習慣的にお酒ばかり飲んでいた頃は、もらった給料のほとんどがお酒に消えていました。
しかも、どのくらいお酒やお酒にまつわることにお金を使ったのか把握すらしていません。
当然ですが、貯金など貯まるはずがありません。
給料が入った日などは、後輩に奢るなど大盤振る舞いもいいところでした。
やがて、仕事を失ったり、借金を作ったりで最悪な状況となり、周りにいた友人や後輩も火の粉を散らすように消えてしまったのです。
リボ払いなど4社くらいから行っていました。
リボ払い設定にすると、最初は良いのですが長期的に苦しめられるようになります。
しかも、支払総額の多さときたら驚くほどです。
そのため、素面になってからきちんとお金に関しても勉強するようになりました。
お金を散財している時と異なり、お金の知識が無いとかなり不利になってしまうという事に気づきました。
ちなみに禁酒をすると、酒代がかからなくなるのでかなりお金が貯まります。
借金の返済できるようになります。
その後も、勉強を続けていくとお金の稼ぎ方が身に付きます。
もちろん、それでも禁酒は続けているので無駄な支出は増えません。
お金の知識がつくと、筋トレと同様に好循環が生まれるのです。
まとめ
禁酒をすると、お酒を飲んでいた頃の生活からは一変します。
むしろ人生が変化すると言っても過言ではありません。
今回は私の経験をもとに話を進めてきました。
これまでの、悪循環から完全に抜け出すことが出来て日々の生活がとても楽しくなりました。
冒頭でもお伝えした通り、仕事面・健康面・社会面などのあらゆる部分が好転しています。
禁酒で失うものは、過去の自分なのであって未来の自分を得られるのは禁酒です。
もちろん、禁酒をしなくても素晴らしい人生を送っている人もいるでしょう。
しかし、私の様にお酒で失敗を繰り返し、人生のどん底まで落ちてしまう人もいます。
この記事は今でも人生のどん底にいてお酒に問題があることに気づいているのに、なかなか禁酒に踏み込めない人へのエールです。
そうです。過去の自分へのエールでもあります。
禁酒をすれば、必ずあなたの人生は好転します。
まずは、騙されたと思って禁酒を続けてみましょう。
お酒でたくさん騙されてきたじゃないですか。
最後にもう一度騙されても、どうってことはありません。