仕事や試験、緊張をともなう場面で不安感が増幅していきパニックになったことはありませんか?
お酒を飲んだ次の日に、原因のわからない不安感や恐怖感を感じるような方は、断酒や禁酒をすることでパニックを抑えられます。
仕事中にパニックを起こしてしまうと、大きなミスをしてしまいかねません。
大きなミスを連発すれば、さらにパニックを起こしてしまう悪循環です。
仕事でミスばかりの方は、解雇されてしまうことさえあるでしょう。
精神的に不安定な方は、断酒や禁酒をしてみることをおすすめします。
この記事では、お酒でパニックになりやすかった筆者の実体験を交えてそのメカニズムを解説します
また、断酒や禁酒によってパニックになりにくくなった過程も紹介しますので、精神の不安定に悩んでいる方はぜひ参考にしてください。
目次
【実体験あり】お酒は精神を弱らせパニックに陥りやすくさせる
お酒を習慣的に飲んでいると、素面の状態だとパニックに陥りやすくなります。
この部分に関しては、一般的な議論よりも私の経験を紹介した方が良いでしょう。
私は、習慣的にお酒を飲んでいました。
飲酒に問題があり、お酒が抜けている状態だと不安感や恐怖感が多く仕事に集中することができない状態でいました。
その当時の心境は、「自分はミスしていないだろうか」「上司に起こられるようなことはしていないだろうか」などと考えながらビクビクとしながら多くの時間を過ごしていました。
ビクビクとしながら仕事をしていたため、会社の目的に合わせることができず、貢献ができませんでした。
そうなると、当然のように上司からは怒られるようになります。
毎日のように怒られていると、周りからの評価は地に落ち、さらにクレームの集中砲火を浴びるようになりました。
仕事中でも居場所がなくなり、何をしても集中できず、貢献するどころか足を引っ張ることしかできません。
実際にこの当時に起こったパニックの例を上げさせてください。
- 簡単な日本語の説明書を理解することができない
- 前日まで知っていたコーヒーメーカーの使い方を忘れる
- 人の目が気になってやるべき仕事に集中できない
- セロハンテープでポスターを貼ることができない
- 少しの雨を浴びた瞬間に呼吸困難になる
などなど。
自分がパニックになってしまってできなくなったことを挙げるとかなりの数になります。
毎日がこのようなパニック状態だったので、日々の疲労感もかなりのものでした。
仕事柄、休みは月に1回程もなかったですし、始発から終電まで働くのは当たり前でした。
また、2~3日の徹夜仕事も何度もありました。
この状況で周囲からのクレームに耐えなければならない状況です。
さらに、たまに早く帰れそうな時でも、先輩からの呑みの誘いを断ることができずに朝まで付き合わされる頻度も高かったです。
こんな生活は悪循環以外のなにものでもありません。
常に不安感と恐怖感と共に生活し、ちょっとしたことでもパニックに陥ってしまうのです。
お酒を飲まないようになってからこの症状は無くなりましたが、このパニックや精神的な不安定感の原因がお酒だと知るのは、この仕事を辞めてからずっと後のことでした。
お酒の飲み過ぎは人によって、パニックを起こしやすい体質に変えてしまうのです。
断酒や禁酒をおこなうことで不安感は払拭できる?
断酒や禁酒をおこなうことは、日常生活の精神を安定させてくれます。
お酒を飲んでいると一瞬精神を安定させてくれますし、感情を昂ぶらせてくれます。
そのため、感傷的な気分になったり、興奮したりと精神がブレた状態になります。
そして、アルコールが抜けると急に通常に戻ります。
そんな毎日が続くと、精神的にも耐性ができて少しのお酒では興奮を得られなくなります。
お酒の量が増えると共に、お酒が抜けた後の精神的な格差も大きくなっていきます。
お酒が抜けた瞬間の落ち込み具合が大きくなると、通常状態に戻るのにも時間がかかるため、不快で安定しない精神状態で長時間を過ごすことになります。
何だからわからない不安感や恐怖感を抱えながら生活していくのは、苦痛を伴います。
当然のことですが、仕事や趣味に集中することはできません。
この精神的な不安定を解消するための解決策はお酒を飲むことです。
お酒を飲んで精神を安定させるようになれば、お酒が抜けた後は再度精神が不安定になります。
この悪循環をくり返すことが、日常生活へも支障をきたす根本原因です。
これまでのお酒による精神の不安定や日常生活への支障をきたすサイクルに心当たりがある方は、お酒が根本的な原因になっている可能性があります。
生活を改善させるためにも一度、断酒や禁酒を試してみることをおすすめします。
私は断酒と禁酒をすることで、精神的な安定感を取り戻し仕事もスムーズにこなすことができるようになりました。
断酒や禁酒をしながら積極的に弱点を解消する
断酒や禁酒をしながら、自分自身の弱点やコンプレックスに立ち向かうのも恒常的に精神を安定させるコツです。
断酒や禁酒をすることで暇な時間は増えます。
暇な時間は、これまでの自分の生活や習慣を見直す機会にもなります。
この時には、自分自身の弱点も正面から見つめることが必要です。
自分自身の弱点や過去の汚点を正面から見つめることはかなりの精神力が必要になります。
自分自身の真実を見つめることができずに、お酒に逃げてしまうことは多くの事例が証明していることです。
断酒や禁酒期間には精神的に苦しい時期はあります。
この苦しい時期には、単にお酒を我慢するよりも、何か他のことに集中することがお酒を飲まないようにするコツでもあります。
特にお酒を我慢するのではなく、自分がコンプレックスうにしていたことや弱点としていたことに立ち向かうことをおすすめします。
たとえば、私の場合は身体の細さやお金にだらしないところがコンプレックスでした。
身体の細さは筋トレをすることで改善させようとしました。
筋トレは決して短期間で体質を変えてくれるものではありませんが、1日の精神的な安定をもたらせてくれます。
きついトレーニングを終わらせれば充実感がありますし、清々しい気分にさせてくれます。
そして、継続させていけば必ず体つきも変わっていきます。
私は筋トレを継続させることで、身体の細さのコンプレックスは消えていきました。
現在では、上司や同僚からの叱責や暴力に対して怯えながら働く事もなくなりました。
また、お金の問題も解消するために、お金について学ぶことを始めました。
具体的にはファイナンシャルプランナーの資格を取得することです。
全般的にお金の勉強をして、お金に向き合うことで自分自身の生活でのお金の使い方も変わっていきます。
断酒や禁酒をして飲みに行く機会も無くなったので、お金の浪費も少なくなりました。
余剰分のお金も自分自身を成長させるために使えるようになり、成長するごとに精神的にも安定感を保てるようになりました。
こうなると好循環が生まれてきます。
精神が安定してパニックが無くなれば多くのことが上手くいく
断酒や禁酒をして精神が安定してくれば、パニックもなくなり多くのことが上手くいくようになります。
先ほど説明したように、断酒や禁酒の期間中に自分自身のコンプレックスや弱点を埋めようとすることは、好循環を生み出します。
仕事や趣味、細かい部分にも集中することができるようになります。
仕事に集中できるようになれば、会社に有益な存在として認めらるようになり、昇進や昇給も夢ではありません。
クライアントや同僚からの信頼感も得られれば、自分自身がトラブルに巻き込まれても手助けしてくれる仲間が増えます。
これらの経験がさらに自分に対する自信を大きくさせてくれるため、信頼感も自然と大きくなっていくのです。
精神的な安定によるパニックの解消は、多くのことが上手くいく原因になるのです。
悪循環を生み出しているのは多くの場合がお酒です。断酒や禁酒によって好循環を生み出しましょう。
まとめ
仕事中に精神が安定せずに、ちょっとしたことでパニックに陥ってしまう週間飲酒者は多くいます。
習慣的に飲酒をしている方は、精神を安定させるためにも断酒や禁酒を試してみましょう。
精神不安定なままで仕事をしていると、ミスを連発して悪循環を生み出しやすくなります。
悪循環の根本原因は、自分自身のセンスがないのではなくてお酒が原因です。
お酒を断ち切ることが、悪循環を断ち切ることでもあるのです。
断酒や禁酒をしながら自分自身を見つめ直し、コンプレックスや弱点を乗り越えようとすれば、好循環を生み出します。
仕事に集中することができるようになりますし、多くの方からの信頼も増えていきます。
実体験を元に解説してきましたが、ここで断酒や禁酒の行動に移せる方はごく限られています。
すぐに諦めてしまうからです。
最後にこの言葉を皆さんに贈りたいです。
It Works If You Work It.
成せばなる。
成さねば成らぬ、何事も!!