お酒とたばこは、切っても切れない関係にあるくらい両方をたしなむ方は多いです。
むしろ、お酒とたばこはつきものだと言ってよいくらいです。
しかし、お酒の飲み過ぎはもちろんのこと、たばこは百害あって一利なしです。
断酒を目指すのであれば、ついでに禁煙もしてしまうと効率が良いです。
しかしながら、断酒と一緒に禁煙を始めるのは、非常に難しいのも現実です。
そこで、この記事では、断酒と禁煙の両方を成功させた筆者がどのように成功に導いたのか、実際の経験を元に解説していきます。
断酒と禁煙を両方おこないたい方はぜひ参考にしてください。
目次
断酒と禁煙で健康的な生活が送れる
断酒と一緒に禁煙をすると健康的な生活を送ることが出来るようになります。
こう聞くと「当り前じゃないか」と思われる方も多いかもしれません。
それでは、具体的にどのように健康的になったのか、自分の経験を挙げてみましょう。
- 歩いても走っても、疲労することが少なくなる
- 息切れが無くなる
- スポーツを楽しむことも可能になる
私の場合は、断酒と禁煙をしてから半年後にはトライアスロンの大会に出ることが出来るようになりました。
ビギナーの大会ですが、スイム800m、バイク20km、ラン5kmです。
半年前まで入院していた人にしてはなかなかの距離でしょう。
喫煙中には、これだけの距離を完走する肺活量は無かったでしょう。
ちなみに体重は40kgほどしかありませんでしたが、65kgまで回復しています。
ベンチプレスも最初は40kgほどしか上げられなかったですが、95kgを持ち上げることができるほどになりました。
ちなみに、禁煙をしてから料理の味がわかるようになったかどうかはわかりませんが、食事の量が多くなったことは確かです。
先ほども言ったように体重もそれで増えたのであると思います。
断酒と禁煙を同時にするのは難しい?
断酒と禁酒を同時にするのはかなり難しいという事は言えます。
というのも私が断酒を行っていた時には、飲酒欲求を抑えるのがかなり難しかったからです。
飲酒欲求を抑えるためには、その欲求を受け流さなければいけません。
飲酒欲求の受け流し先が喫煙であったからです。
飲酒中に喫煙はつきものですが、喫煙への欲求も断酒と同様に強いものがあります。
私の場合は、断酒を始めたころは飲酒欲求を抑えるために何本もたばこを吸っていました。
もしも、たばこを吸う事が出来なかったら、おそらく再飲酒をしていたであろうと思います。
強い飲酒欲求を一時的にも流してくれるのがたばこだからです。
しかも、飲酒習慣があるときには、お酒のおつまみはたばこであり、食べ物を口に入れることが少なかったです。
そんな、習慣はなかなか抜けないものです。
たばこ以外で、口寂しさを感じた時に使える習慣を以下でまとめています。
まずは断酒をすることが軸となる
アルコールはタバコ以上に精神的なダメージとなります。
そのため、お酒とたばこであれば、断酒が優先順位になります。
断酒を継続させることが出来るようになってから、禁煙をするようにしましょう。
同時に辞めるのではなく、断酒を行くにしてから禁煙に移るというように段階的に辞めていくのです。
依存症者の多くは、問題を全て一気に解決させてしまおうと焦ってしまう事があります。
しかしながら、この焦りこそ大敵です。
少しずつ辞めていくことがコツです。
そのため、まずは断酒に集中して、断酒のためならたばこを吸う事も辞さないという心構えでも良いでしょう。
まとめ
断酒をするのと同時に禁煙もすれば、健康的な生活を送れるようになります。
しかしながら、断酒と同時に禁煙もするのは難しく、結局どちらかが頓挫してしまう結果になってしまいます。
おすすめの方法は先に断酒をすることで、断酒の継続日数がのびてきたら禁煙も始めるという事です。
つまり段階的に辞めていくのです。
断酒をして飲酒欲求が強い時期には、たばこで紛らわせます。
飲酒欲求が弱くなってきてから禁煙も行うのです。