辞めたくても辞められないパチンコ。
毎回のように負けてしまって借金してまでギャンブルにつぎ込む日々。
お酒を飲んでいると無性にパチンコをしたくなって、我慢ができずにいつの間にか大金をつぎ込んでいることがあります。
お酒とパチンコは相性が良く、なかなか辞めることができないものです。
この記事では、お酒とギャンブル、特にパチンコの関係を紹介し、断酒をすることでパチンコへの欲求も薄めることができることを解説します。
お酒やパチンコにはまっていることに問題を感じている方は参考にしてください。
目次
お酒を飲んでいるとギャンブルやパチンコを無性にしたくなる
実は、お酒とパチンコはとても相性の良い嗜癖です。
お酒を飲んで酔っぱらていると、パチンコを打ちたくなります。
そして、パチンコに勝ってお金を手に入れるとお酒を飲みたくなりますし、負けても憂さ晴らしにお酒を飲みたくなります。
無限にこのループが続いてしまうほど、お酒とパチンコは危険な関係なのです。
パチンコはギャンブルであり、勝てばお金が手に入りますし、負ければお金は出ていきます。
パチンコの派手な演出や、楽してお金が稼げる等の理由によって射幸性を煽ります。
そして、いつの間には辞めることができない状態になっていることがあります。
しかも、この射幸性は、お酒を飲んで酔っ払ってくると感情が刺激されてさらにギャンブルへの欲求が増大します。
酔っ払ってパチンコを打っていると、気が強くなって大金でもつぎ込むことに抵抗が無くなります。
しかも、少しでも当たりを引けば、その喜びは増幅します。
冷静に計算をすることができないので、ギャンブルにつぎ込んだお金とリターンとして得たお金の計算ができなくなります。
パチンコで勝ったお金はラッキーだと思いお酒を飲むために使います。
パチンコで負けてしまうと、アンラッキーだと思いお酒につぎ込みます。
勝っても負けてもお酒にお金をつぎ込むため、手元にお金が残ることはありません。
しかも、この悪循環が永遠の様にくり返されます。
【実体験】我に返るとパチンコを打っていた
ここで、私の経験談を話しておきましょう。
私は典型的なお酒とギャンブルの依存症でした。
お酒を飲んではパチンコに行き、パチンコに行ってはお酒を飲んでいました。
そのころの仕事は水商売だったので、お酒を飲み始めるのは深夜からです。
深夜から飲み始めれば当然、お酒は朝方から昼まで飲むことも多くありました。
すると、お酒が抜けきらない時間帯にパチンコも開店しています。
酔っ払っているため、パチンコ屋からの誘惑に勝つことはできません。
私はいつの間にか、お酒を飲んでからパチンコを打つという習慣が染みついていました。
昼間で呑んでパチンコに行き、寝る事もなくそのまま仕事に出かけることも度々でした。
そして、自分自身が完全にお酒とパチンコにはまってしまっていると感じる経験がありました。
私はお酒を飲み過ぎてブラックアウトすることが多くあり、度々記憶を失っていました。
ある日、私は我に返るとパチンコ屋でパチンコを打っていました。
気づくとパチンコを打っていたのです。
お酒を飲んでいたことは記憶にあるのですが、飲んでいた場所から地元のパチンコ屋に入った記憶がすっぽりと抜け落ちているのです。
後々聞いた話によると、友人宅に泊まろうとしていたところ、急に踵を返して帰っていったようです。
そして、私は何故かパチンコを打っていたのです。
ここまでくると、パチンコを楽しもうとしているわけではないのです。
身体が勝手にパチンコ屋に向かっていたという訳です。
パチンコは時間もお金も無駄になる
飲む・打つ・買う・吸うのが日常生活だった頃は、手持ちのお金が常にない状態でした。
- パチンコで負けたお金はパチンコで取り返す
- パチンコで勝ったお金はお酒につぎ込む
- パチンコで負けた憂さはお酒で晴らす
寝食を忘れてお酒とパチンコに時間とお金をつぎ込んでいました。
もちろん、タバコもたくさん吸っていましたし、風俗で性欲を満たしてもいました。
全てが怠惰で堕落した生活になっていました。
パチンコはお金があれば、何時間でも打っていられます。
そのため、開店から閉店まで打ち続けることも簡単です。
これまでに説明してきた通り、パチンコとお酒にお金をつぎ込んでいるため、お金の浪費は激しいものでした。
しかも、1日のほとんどをお酒とパチンコにつぎ込んでいるため、何の成長も無く時間だけが過ぎていきます。
お酒もパチンコも、お金と貴重な時間を全て浪費することになります。
断酒をすればパチンコへの欲求もなくなった
断酒をすれば、パチンコへの欲求もなくなります。
これまでに解説してきた通り、お酒もパチンコも相性が良く危険な関係でもあります。
生活が壊れてしまうまで悪循環は続きます。
この悪循環を断ち切るためには、根本的な原因を断ち切らなければいけません。
根本的な原因はお酒です。
お酒はパチンコへの欲求を増幅させます。
お酒を飲まなければ、冷静な判断や計画を立てることができます。
飲む・打つ・買うに問題がある方は、「飲む」のを辞めるという軸を作りましょう。
断酒を継続していけば、パチンコへの欲求も減っていきます。
私にとっては、お酒こそが全ての悪癖の根源だったのです。
まずは、少しずつでも断酒を続けてパチンコも辞めましょう。
お酒を辞めてパチンコに行くことが無くなれば、それだけで1日に得られるお金は増えていきます。
つまり、人生のギャンブルに勝利します。
これまでに、1日50,000円をお酒とパチンコにつぎ込んでいた人が、断酒をしてパチンコに行かなくなれば、それだけで50,000円の勝利です。
断酒をしてパチンコへ行かなくなった今、私は毎日のようにギャンブルに勝利しているのです。
実際、断酒してパチンコをしなくなってからは、貯金もどんどんと貯まっていきました。
断酒をすればパチンコへの欲求も抑えられるのです。
まとめ
お酒とパチンコは非常に相性が良く、経済的に破綻してしまうまで悪循環をくり返してしまいます。
パチンコは勝っても負けてもお酒を飲むように仕向けますし、酔っ払っているとパチンコをする衝動を抑えることはできなくなります。
お酒とパチンコの悪循環を抜けることができずに、お金と時間を浪費してしまいます。
実際、お酒とパチンコで経済的な破綻を経験して、苦しんでいる方は多くいます。
この悪循環から抜け出るためには、局所的に生活を改善させていくことが大事です。
悪循環の根本的な原因を見つけ出し、その部分を変えていきます。
多くの場合は、飲酒こそが全ての悪循環の根本原因になっています。
アルコールがギャンブルへの欲求を増幅させて、パチンコへと導いているのです。
そのため、断酒をはじめることによって、この悪循環を断ち切ることができます。
断酒と断パチンコを続けていけば、お金と時間を浪費することはありません。
パチンコに勝つための唯一の方法は、断酒をしてパチンコを打たないようにすることです。